売れるバンドは見た目8割、テク2割? the GazettE、ゴールデンボンバーが牽引するV系ウラ事情

──日本独自のカルチャーとして世界各地でも人気の高い「ビジュアル系」。イロモノ扱いされてきた期間も長いが、現在ではすっかり音楽のいちジャンルとして定着している。一般的なイメージは「世界観を作りこみ、ルックスに凝り、熱狂的女子ファンがついてモテまくり」といったところだろうが、本当にそうなのか?果たして本当にビジュアル系はカッコイイのか!? 音楽業界におけるその位置づけ、事務所間の力関係の闇、はたまた当のファンたちが知る「意外な一面」まで、いま再びアツいビジュアル系の世界を問い直す!

(絵/土谷尚武)

 その派手ないでたちから、約20年前の黎明期にはイロモノ的に見られていたビジュアル系バンドだが、近年では、街を歩けばビジュアル系バンドマンに憧れているかのようなスタイルのホストや学生もあふれ、いつの間にか市民権を得たように見える。また今年10月23日には、2回目となる、ビジュアル系バンドの音楽フェス『V-ROCK FESTIVAL 2011』がさいたまスーパーアリーナで開催されるなど、ジャンルとしては活況を呈しているようだ。

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2024.4.29 UP DATE

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