"私だけの王子様(は~と)"の時代は終焉に──"仲良し男子グループ萌え(は~と)"へ代わるヲタ文化

──ジャニーズを語る上で見過ごすことのできない大きな要素が、独特のファン文化だ。多くのコアなファンを抱えることで盤石の地位を保ってきたジャニーズだが、ここにきて、そのファン文化にも変化が起こり始めている。その変化がジャニーズにもたらすものは、果たして幸いか災いか?

関ジャニ∞も嵐同様"仲良し感"がウリのひとつ。嵐の次は彼らがクる……のか!?

 Kis-My-Ft2やB・I・SHADOW、NYCboys……など、CD未デビューとはいえ続々と新しいグループを量産し続けているジャニーズ事務所(NYCboysはCDデビュー済み)。SMAPをはじめ、近年ジャニーズの屋台骨を支えてきた古参グループの高齢化が著しいため、若く活きがいい少年を産出していかねばならないのは自明の理だ。がしかし、Hey! Say! JUMP以降、メンバーの顔はおろか、グループ名すら知らなかったというサイゾー読者が多いだろう。「Kis-My-Ft2の読み方もわからない!」と嘆く方もいそうだが、そうはいっても、ジャニーズは一流ブランド。彼らにも当然ファンがいる。あの嵐も、ハワイで結成会見をし、センセーショナルなデビューを飾ったわりに、その後パッとしない時期が続いたが、今の彼らがあるのは当時から支えてきたファンがいたからこそ。どんなに一般的に知名度が低いジャニーズタレント(以下、ジャニタレ)にも、一定のファンがつくのは当たり前なのだ。

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