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第1特集
変貌するジャニヲタとファン文化【2】

ファンとタレントの高齢化がすべての原因? ジャニーズ文化から見る"女性と社会"

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──当特集【1】では、疑似恋愛からチーム萌えへと変容しつつあるジャニファンの状況を総括してきた。では、なぜそのような事態が発生したのか? また、旧来のファンはアラフォーのジャニタレをどう見ているのか?

「セックスってそんなに楽しくない」
"チーム萌え"ファンの増加は 性愛至上主義の薄れが原因?

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KinKi光一は、"私だけの王子様"最後の継承者!?

 2000年頃以降、ジャニタレとファンの関係が、1対1の擬似恋愛からグループ自体を愛でる方向に転換しつつあると、こちらでお伝えしてきた。だが、なぜファンは"恋愛"の当事者から、傍観者に変わったのだろうか。その要因について、本文にも登場したアイドルのファン文化に造詣の深い社会学者は、次のように考察する。

「社会全体の変化を考えてみると、チーム男子に火がついた00年代以降、性愛意識が薄くなってきたことが大きな要因だと思います。特に女性はそれが顕著。90年代は性愛至上主義がピークで、人々はセックスに一番の快楽を見いだしていました。援助交際の全盛期も、90年代ですよね。当時は、リアルな恋人がいないと恥ずかしい! という意識が強かったのですが、徐々に女性が"彼氏がいてもつまんないし、面倒くさい""セックスってそんなに楽しくない"と気づき始めた。これは、オタク文化が00年以降に急速拡大していったのと、同じロジックだと思います」

 では、青春時代をジャニタレとの擬似恋愛に費やした古参ファンは、どうなのだろうか?

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令和時代の(新)タブー

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