雑誌休刊が続いた08年。09年は、ユルみきったエロ本界に殴り込むぞ!

──「しゃべるな!」と言われたことを、あちこちでしゃべりまくり、命まで狙われたこともあるというタカス。周囲から怒られる度に「貝になる」と誓うのだが、その放言癖はいまだ健在だ。

トミー出身の私が最近プロデュースした刺青キューピー。かわいい顔して脱ぐとブラック。これは銀行員そのもの。今、玩具メーカーは貸しはがしに泣いている。

 出版界では休刊廃刊が相次いでいる。「論座」(朝日新聞社)から始まり、月刊「現代」(講談社)、「読売ウイークリー」(読売新聞社)、「月刊PLAYBOY日本版」(集英社)、「ロードショー」(同)などの雑誌が休刊した。はっきり言って、どれも「柳の下のドジョウ」を狙った雑誌が終わったといえる。

 たとえば、「論座」なんて自己完結しているオナニー雑誌だったし、月刊「現代」もしかり。反体制といったところで深層をえぐろうとする「週刊金曜日」の専門性に比べれば、ユルいといわれても仕方がない。世間は余裕があるときはユルいものも買えるが、余裕がなくなると切り捨てていく。当然だ。

 だが、よくよく聞いてみたら「かつて数十万部や十数万部だったのが数万部になった」という話。編集部の人数や給与を減らして合理的にやれば続けていけるはずだ。それができないのは、編集者が知らないうちにセレブ化しているからだろう。

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