サイゾーpremium  > 特集  > 本・マンガ  > 芸能マネが語るゴシップ誌の現在【2】/【芸能マネ】が戦々恐々する9誌

前記事「芸能記者が語る『ゴシップ週刊誌』との“お付き合い”の作法――小泉今日子がバラしちゃった!? 芸能誌のバーニング“忖度報道”」で触れた芸能ゴシップ誌たちの特色を紹介!
【註】各雑誌の発行部数はすべて、日本雑誌協会発表の「印刷証明付き発行部数」(2017年7月~9月)より。

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文春砲で撃ちまくる!
【1】「週刊文春」

発行元:文藝春秋
発行部数:64万3333部
創刊:1959年
最近のスクープ:ベッキーゲス不倫(2016年1月14日号)、山尾志桜里の不倫疑惑(2017年9月14日号)、小室哲哉の不倫疑惑(2018年1月25日号)

週刊誌のトップをひた走る王者。他誌のエース級の記者をスカウトし、「文春砲」を撃ちまくる。数々のスクープを取っているというS記者は実はもともとテレビ制作会社の関係者で、芸能界・テレビ界に太いパイプがあり強いネタが入ってくるのだとか。記者の給料はトップクラスで、取材費も潤沢。かつては記者もグリーン車で移動していたが、最近はさすがに節約モード。タブーなきスクープ路線だが、行き過ぎた文春砲が批判されることも。


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目指せ硬派ジャーナリスト
【2】「週刊新潮」

発行元:新潮社
発行部数:43万4241部
創刊:1956年
最近のスクープ:袴田吉彦の不倫疑惑(2017年1月19日号)、週刊文春による週刊新潮中吊りカンニング疑惑(2017年5月25日号)

政治、社会ネタに強く、論調は保守寄り。硬派なジャーナリストになることを夢見る若手週刊誌記者にとっては、「新潮」に移籍することが大きな目標となっているという。最近は芸能スクープ路線の「週刊文春」に圧倒され気味だが、同誌による新潮の中吊りカンニング疑惑を報じ、一矢報いた。また、松居一代が週刊文春や女性セブンに対する批判的な動画をネットで公開した際は、それらライバル誌に対抗する形で、松居の言い分を掲載した。



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