サイゾーpremium  > 特集  > タブー  > “ナマ”に身悶える!芸能人BLの魅力【2】/【福山雅治】もハマったBL妄想
第1特集
“ナマ”に身悶える!芸能人BLの魅力【1】

ナマモノ歴10年の腐女子がその深奥な魅力を訴える――菅田将暉には抱かれるべし!福山のBL妄想を一刀両断

+お気に入りに追加

こちらの記事では「ナマモノ」のタブー性について触れてきたが、ではこれを愛好する人々は、なぜ二次元ではなく実在する人物を使ったBL作品に惹かれるのか? 腐女子の心理に迫りつつ、福山雅治がラジオで行ったBL妄想についても解説する。

1709_BL_column_kazokuninarouyo_230.jpg
「家族になろうよ」もいいけど、ましゃの良い声で禁断の不倫BLドラマCD作って!

 今夏、開催されたコミックマーケットの参加サークル数は3万を超えるというから、そこで取り扱われた同人誌の数はさらに多いだろう。しかし、カタログを見ると、ナマモノ・半ナマを扱った同人誌を出しているサークルの割合はだいたい全体の3~4%以下程度。やはり二次元を扱うものよりも圧倒的に数は少ない。そんなニッチな世界にハマってしまうオタクの心理とはいかなるものか。ナマモノ二次創作を一筋に愛して10年という腐女子はこう語る。

「ナマモノの魅力は、やっぱり肉体という実体があることですね。私たちの妄想はフィクションですが、実体は存在する。だから、妄想にもリアリティを持たせることができるわけです。それから、二次元は原作者の作為でしかキャラクターが動かないけど、ナマモノは例えばグループ脱退とか、活動休止とか、結婚とか、予期せぬアクシデントが無作為に起こるじゃないですか。それがBLの物語を創造する上で良いスパイスになります」

 二次元という他人の作為ではなく、実在の人物が持つドキュメンタリー性=無作為の部分にオタクの作為を介入させることがカタルシスなのだという。ところで、本文中でも触れたが、福山雅治氏がラジオで行ったBL妄想についてはどう思ったか。前出のナマモノ腐女子の意見を聞いた。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2025年11月号

「異形と異端」が 動かすニッポン論

「異形と異端」が 動かすニッポン論
    • なぜ、我々は横浜流星に惹きつけられるのか?
    • なぜ、『べらぼう』は異形の大河なのか?
    • [特別対談]立花孝志×上念司
    • 参政党は叩かれて強くなる!
    • [対談]安田淳一監督×阪元裕吾監督
    • “因習村”源流としての金田一
    • 日本一早いプロ野球順位予想

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 【かとうれいこ】27年ぶりの写真集発売、レジェンドがグラビア復帰を決断した理由
    • 【Small Circle of Friends】切なさと力強さ。正しさと優しさ。アズマとサツキの絶妙ブレンド。
    • 【日爪ノブキ】仏で国家最優秀職人章に認定された男が推し進める「人類帽子計画」
    • 俳優生活11年、木竜麻生の現在地
    • 超大物アーティストが愛用する シルバージュエリーブランド──「サーティーンデザインズ」代表インタビュー

連載

    • 【マルサの女】橘 和奈
    • 【笹 公人×江森康之】念力事報
    • 【丸屋九兵衛】バンギン・ホモ・サピエンス
    • 【ドクター苫米地】僕たちは洗脳されてるんですか?
    • 【井川意高】天上夜想曲
    • 【神保哲生×宮台真司】マル激 TALK ON DEMAND
    • 【萱野稔人】超・人間学
    • 【韮原祐介】匠たちの育成哲学
    • 【辛酸なめ子】佳子様偏愛採取録
    • GROOVE SEQUENCE──NJSとLDHの親密な関係値
    • 【特別企画3】マッチングアプリが変えた恋愛の価値観
    • 乙女たちの官能界隈
    • 【町山智浩】映画でわかるアメリカがわかる
    • 【花くまゆうさく】カストリ漫報
サイゾーパブリシティ