>   >   > 伝説の【女教皇】とは?
第1特集
宗教から見る女性問題【1】

女人禁制!のはずが…カトリックの女性教皇伝説!「女教皇ヨハンナ」が示唆するもの

+お気に入りに追加
1611_shukyo2s.jpg
『女教皇ヨハンナ (上)』(草思社)

 女性の牧師も存在するプロテスタントと違い、カトリックでは今なお女性の聖職者を認めていない。これは、宗教が女性を差別している例の代表的なものとしてしばしば取り上げられるが、そんなカトリックの世界に女性の教皇がいたという伝説がある。それが「女教皇ヨハンナ」だ。

 女教皇ヨハンナは855~858年頃に在位したとされ、その伝説は13世紀中頃からヨーロッパで広く信じられるようになっていった“らしい”。“らしい”としたのは、女教皇ヨハンナが実在したかどうかは長い宗教史の中で議論の的となっており、信頼に足る資料がなく、その実在は疑わしいとする考えが支配的であるからだ。その女教皇ヨハンナの伝説を、詳細なリサーチと小説としての想像力で物語化し、世界中で300万部を超えるベストセラーとなったのが、ドナ・W・クロス著の『女教皇ヨハンナ』(草思社)である。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

サイゾープレミア

2017年2月号

過激な「マンガ」読本

過激な「マンガ」読本

"経済予測記事"はなぜハズれるのか?

    • 【経済予測記事】はご都合主義?
    • 経済学者が語る【金融緩和バトル】
    • 経済誌【制作の舞台裏】

カルチャー化する"メンヘラ"の謎

カルチャー化する
    • 【青山ひかる】が病みかわコス!
    • カジュアル化する【病み】
    • 【松永天馬】が語るメンヘラ

インタビュー

連載

    • 【平嶋夏海】もう少し遊びたかったんです。
    • 【山崎真実】Dカップの無為自然
    • MoeにKoiする5秒前
    • 大統領選を揺るがした【フェイクニュース】
    • 迫りくる教育の【2020年問題】
    • 高須基仁の「全摘」
    • 人はなぜ【忘年会】を開くのか?
    • 南米のマツリ・ダンス文化
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 月刊カルチャー時評/『真田丸』
    • 【ア・トライブ・コールド・クエスト】黒人音楽の常識を変えた!
    • 【恒例運転者事故続発】誤ったイメージ醸成の理由
    • 町山智浩の「映画でわかる アメリカがわかる」
    • 『男子の生き様』俳優・宮城紘大
    • 増える依存症と経営赤字【カジノ法案】の真実
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/プーチン最強伝説
    • ジャングルポケットの「アダルトジャングル探検録」
    • 【紙の月】女の正義は状況や気分によって容易に更新される
    • 磯部涼の「川崎」
    • アメリカにはない【日本のSM】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 更科修一郎の「批評なんてやめときな?」
    • 花くまゆうさくの「カストリ漫報」