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第1特集
宗教から見る女性問題【1】

女人禁制!のはずが…カトリックの女性教皇伝説!「女教皇ヨハンナ」が示唆するもの

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『女教皇ヨハンナ (上)』(草思社)

 女性の牧師も存在するプロテスタントと違い、カトリックでは今なお女性の聖職者を認めていない。これは、宗教が女性を差別している例の代表的なものとしてしばしば取り上げられるが、そんなカトリックの世界に女性の教皇がいたという伝説がある。それが「女教皇ヨハンナ」だ。

 女教皇ヨハンナは855~858年頃に在位したとされ、その伝説は13世紀中頃からヨーロッパで広く信じられるようになっていった“らしい”。“らしい”としたのは、女教皇ヨハンナが実在したかどうかは長い宗教史の中で議論の的となっており、信頼に足る資料がなく、その実在は疑わしいとする考えが支配的であるからだ。その女教皇ヨハンナの伝説を、詳細なリサーチと小説としての想像力で物語化し、世界中で300万部を超えるベストセラーとなったのが、ドナ・W・クロス著の『女教皇ヨハンナ』(草思社)である。

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