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高須基仁の暴言・放言・妄言録 私は貝になりたい 第63回

学生時の逮捕から現在までお世話になった女性たちをすべて実名で振り返る

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「しゃべるな!」と言われたことを、あちこちでしゃべりまくり、命まで狙われたこともあるというタカス。周囲から怒られる度に「貝になる」と誓うのだが、その方言癖はいまだ健在だ。

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トミー時代、UNOカード日本発売の仕掛け人として、おもちゃ専門誌の表紙を飾ったこともあった。その後、外資系おもちゃ会社の社長を務め、バブル期を謳歌。海外に出かける機会も多く、アントワープでエロスの究極を体験。性的に解放された。今は、あの頃の遺影を抱えて生きているようだ。

 私は常々、羊羹のようにスパッと切る人生はイヤだ、チーズを切るようにギザギザに切り、またいつかくっつけばいいなと思っていた。だが、それは不可能なのだとしみじみ感じた。

 なんのことかというと、離婚のことである。いやはや、離婚ってのは、たいへんだな。私が全部悪いということで腹は決めているが、それでもズシリとくるものがある。

 テレビや連載コラムで亭主との仲を暴露している中瀬ゆかりみたいでイヤだが、今回は"忘れられない4人の女"について振り返ってみたい。

 まずひとりは、学生時代、中央大学の映画研究会に在籍する傍ら、日刊スポーツ芸能ニュースのライト持ちのアルバイトをしていたとき知り合った、岩上登美子さん。当時、彼女はまだ高校生だった。スラッとしていて長い髪を真ん中で分けて、カルメン・マキのような雰囲気の子だった。私が学生運動でパクられたときは、何回も差し入れに来てくれた。「あなたにはモスグリーンがよく似合う」と言っていたことを覚えている。今でもモスグリーンの服をなんとなく選んでしまうのはそのせいか。

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