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「CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評」とは?

本誌連載陣でもある批評家・編集者の宇野常寛氏が主宰するインディーズ・カルチャーマガジン「PLANETS」とサイゾーがタッグを組み、宇野氏プロデュースのもと、雑誌業界で地位低下中のカルチャー批評の復権を図る連載企画。新進気鋭の書き手たちによる、ここでしかできないカルチャー時評をお届けします。見るべき作品も読むべき批評も、ここにある!

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今月の一本
『龍馬伝』

真実一郎[ブロガー]×成馬零一[ドラマ評論家]×宇野常寛[批評家]

──朝ドラ『ゲゲゲの女房』と並んで、今年話題をかっさらった大河ドラマ『龍馬伝』。福山雅治による坂本龍馬に加えて、香川照之や大森南朋、蒼井優といった豪華な役者陣も注目を集めたが、江戸時代末期の激動の時代を生きた風雲児の一生は、今この時代にどう描かれたのだろうか? 

真実 『龍馬伝』は、久々に楽しめた大河ドラマでした。僕らの世代の龍馬のイメージって、武田鉄矢なんですよ。『お~い!竜馬』とか金八先生の説教のネタで使われる歴史上の偉人で、説教臭いオジさんみたいなイメージが強かった。「海援隊」と聞いたら武田鉄矢の顔しか思い浮かばない。そのせいで今までは読まず嫌いなところがあったんだけど、個人的に今年は『サラリーマン漫画の戦後史』(洋泉社新書y)という本も書いたし、戦国時代や幕末の侍を、会社の処世術や組織論として語る会社の親父の趣味みたいな、"サラリーマンプレイ"としての楽しみ方ができるんじゃないかって思って見始めたんです。その意味で『龍馬伝』は、サラリーマンドラマとして注目していました。

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