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CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評第6回──DRAMA編【2】

『SPEC』放映開始記念!? 演出家・堤幸彦の来歴解体研究

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──日本のテレビドラマの作りを大きく変化させた演出家・堤幸彦。当時革新的で、多くの後進演出家たちに影響を与え、フォロワーを輩出した、その手法のバックボーンに迫る。

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『SPEC』の公式HPより。

 映画『20世紀少年』3部作、『BECK』で、堤幸彦節がはじけていないことを心配した人も、今クールのドラマ『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』(TBS)を見て安堵したことだろう。

 堤節が確たるものとなったのは1999年の『ケイゾク』(同)で、『SPEC』にもこの血が流れている。

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