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第2特集
北澤豪、杉山茂樹、土田晃之が語る日本一愛のあるW杯代表戦予想【3】

6月19日 対オランダ戦「勝敗の議論の余地がない──屈指の強豪に弱点は?」

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──過去、幾度となく優勝候補に挙げられた欧州の強豪国オランダ、世界トップクラスの破壊力を持つフロントラインにより、過去に例のないほど、日本の大量失点を予想する声も。

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オランダの注目選手のひとり、イタリアリーグのインテルに所属するスナイデル。

グループEで実力が頭ひとつ抜きんでているのが、オランダである。各国いずれのサッカー有識者に話を聞いても、「グループ首位はオランダで鉄板」という声が大勢を占める。「議論するまでもない。オランダが最高とは思わないけど、ほかの国が弱すぎる。もし2位にでもなったらすごく落胆するだろうね」。そう話すのは、オランダのスポーツ誌「SPORT WEEK」のエドゥイン・ストラウス記者だ。

 W杯での優勝経験こそないものの、74年と78年には準優勝、98年にはベスト4入りしている強豪オランダ。現在のFIFAランクは3位で、南ア大会では優勝候補のひとつにも挙げられている。

 日本はそのオランダと昨年9月に対戦し、0-3と敗戦。終盤に3失点は喫したものの、前半を無失点に抑えたことで、国内では「前半はオランダを苦しめた」などと好意的な論調が目立った。しかし、サッカーは90分で勝負するもの。45分の結果だけを見て喜んでいるようでは、お先は暗い。「前半の我々は悪すぎた。もう15分あれば、あと2〜3点は決められていたと思う」。オランダのファン・マルワイク監督はそう語り、W杯での日本との再戦を喜んでいる。

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