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第2特集
ハマるな、キケン!? 最新陰謀論ガイド【1】

教科書では教えてくれない、"黒幕"の正体

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 最近、陰謀論が増殖している(ような気がする)。『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』(徳間書店)なんて陰謀本が飛ぶように売れ、政治の世界を見ても、西松建設事件で民主党・小沢一郎の公設秘書が逮捕されると、同党の鳩山由紀夫幹事長は「与党の陰謀だ!」と主張。ここまで来ると、笑いごとでは済まされない、陰謀論。あらためてその"正体"を考えてみたい。

 そもそも陰謀論とは、一般人が目にする事象の裏には「強い影響力を持つ者(集団)」の隠された意図が働いている、とする主張だ。その内容はさまざまで、客観的な事実をある程度含み、一部のジャーナリストや研究者までをも虜にする「反通説」的な主張もあれば、「人類は爬虫類人の支配を受けている」とするような、脱力モノの妄想話もある。

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