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【モト冬樹】古希を迎えたベテランタレントが語る「アマチュアの最高峰」映画

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――出演者なのに「この映画についてなんと言っていいかわからないんだよ、俺も……」とコメントに困る「バカ映画」とは、一体!?

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(写真/西村満)

バカ映画の巨匠・河崎実監督による“不条理どうぶつシリーズ”最新作『タヌキ社長』が5月20日から公開される。

昭和の東宝映画を支えた国民的俳優・森繁久彌主演の人気映画「社長シリーズ」をオマージュしたかのような本作の主人公は、業界有数の酒造会社の社長・信楽矢木雄。なんの説明もなく、社長がタヌキの着ぐるみ姿で物語が展開し、会社で起こるさまざまな出来事や、社長とOLの恋を描くというコメディ映画だ。

これまで『いかレスラー』や『コアラ課長』などの衝撃作を生み出してきた河崎監督だが、本作に出演するモト冬樹は、2006年に河崎監督の『ヅラ刑事』で主演を務めて以来、河崎組の一員として数々の作品に出演してきた。

「河崎監督は意外とミーハーだから、きっと内容的には『半沢直樹』を意識したんだろうね。実際は全然違うけど(笑)。とても難しいんだよね。この映画についてなんと言っていいかわからないんだよ、俺も……。まあ、いいんじゃない? 監督っぽくて(笑)。タヌキを社長に持ってくる発想が河崎監督らしいし、飲みの席の冗談みたいな話を映画にしちゃう、恐ろしい人ですよね」

出演者がコメントに困る本作のキャストには吉田照美、掟ポルシェ、お笑いコンビのレインボー、土屋シオンなど個性派たちが揃う。

「土屋くんとは過去に舞台で共演経験もあるんだけど、まさかこんなところで会うとは……。河崎監督は自分の世界観で好き勝手に撮り続けている“アマチュアの最高峰”みたいな監督だし、それが見る方に伝わって楽しんでくれたらと思って、いつも俺は出させてもらっていますね。まあ、『もう少し商業的にどうにかならないのかな?』とも思うけど、河崎監督はまったく関係ないですからね。こういう監督がいてもいいと思うし、別にお金をかけたからといって、面白い映画ができるわけではない。河崎監督のチープ感のよさも絶対にあるし、それは誰にもまねできないものですね」

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