金メダルかじりの河村たかし市長を旭丘高校の“後輩”が批判！「あいトリ抗議は校舎建て替え反対運動の奇行がルーツ」

河村たかし名古屋市長の公式サイトより。

9月1日、名古屋市の河村たかし市長が新型コロナウイルスに感染したことが発表された。発熱などの症状はなく、自宅で療養中だという。河村氏といえば、8月に表敬訪問に訪れた東京五輪・ソフトボール女子の後藤希友投手の金メダルを噛んだことで大騒動に発展したばかり。いろいろとお騒がせの人物である。

そんな河村氏は、同市東区にある旭丘高校の出身（1967年卒）。同校は、東大・京大にそれぞれ数十名程度の卒業生が毎年入学する愛知県立トップの進学校ながら、生徒たちは私服で通学する自由闊達な高校として地元では知られている。サイゾー編集者Nも同校出身であり（2001年卒）、河村氏の遠い“後輩”に当たるが、在学中、氏は高校の校舎建て替え反対運動の中心人物として、校門に自らをチェーンで縛りつけ、座り込み運動をしていたという。当時からお騒がせパフォーマンスを見せていた河村氏について、Nの同級生たちが語り合った。

［座談会参加者］

N　――男性、サイゾー編集者、東京都在住

A　――男性、建築家、名古屋市在住

B　――男性、地方公務員、京都市在住

C　――女性、外資系マーケター、横浜市在住

D　――女性、医師、名古屋市在住

N　金メダルかじり騒動、みんなどう思った？

A　あれくらいはやりかねん人だと思ったね。

B　そうだね。俺も「またやったか」という印象を受けた。彼が今までやってきたことと比べたら、さほど大問題ではないと彼自身も思っているんじゃない？　でも、オリンピックという大イベントの直後だったから、世界で報じられて大ごとになった。同じ名古屋出身、旭丘出身の人間としては、恥ずかしいこと極まりない。

C　河村はかじっただけでなく、後藤投手に「できゃ～な（でかいな）」「ええ旦那をもらって。まぁ旦那はええか？　恋愛禁止かね？」みたいなセクハラ発言もしたでしょ。あれも今の時代、あり得ない。

D　ホント、ホント。しかも、あの名古屋弁はヘン！　あんなしゃべり方、私はしないし、とにかく下品！

N　でも、あの名古屋弁を聞くと死んだじいさんをちょっと思い出すので、意外と高齢男性は共感を覚えるんじゃないかな。で、メダルをかじるのもセクハラ発言も「何がいかんのかね？」と思ったりするのかも……。

A　実際、河村も当初「最大の愛情表現だった」とコメントをしとったね。それが、トヨタ自動車が抗議すると大慌てでトヨタ本社に謝罪文を届けて、さらに市役所職員に向けて直筆の謝罪文を発表した。大企業が声を上げるとすぐ謝る構図は滑稽でしかない。ポリコレ（ポリティカル・コレクトネス、政治的正当性）は企業が見張っとらんといかんのかってあきれるよ。