サイゾーpremium  > ニュース  > カルチャー  > 【オリコン】ランキングが“変われない”理由
ニュース
もはや『オリコンはオワコン』?

チャート上位は同じ顔……【オリコン】ランキングが“変われない”理由

+お気に入りに追加

プレイリスト啓蒙運動

日本の音楽業界が再び注目している「プレイリスト」。今や音楽を聴くスタイルは受動的であり、各サブスクのサービスもキュレーターを立てて独自のプレイリストを公開している。そこにアーティストの楽曲が加えられることによって、検索される手間が省かれ、幅広いリスナーに聴いてもらえる利点がある。

2002_oricon_200.jpg
『billboardを呼んできたサラリーマン 電鉄会社の傭兵たちが作った夢の棲家』(ダイヤモンド社)

 握手券やバージョン違いの限定盤などでファンに複数枚買わせる販売手法。このCDの売り上げ枚数をかさましする手法は、現在でも坂道グループやジャニーズなどのアイドルグループに脈々と引き継がれているわけだが、そこに密接に関係しているのがオリコンチャートである。1968年に正式にスタートしたオリコンチャートは、日本の音楽業界内における絶対的な指標として長らく機能していたが、現在、その信頼度は大きく揺らいでいる。

「今の時代、オリコンチャートを注視している音楽業界の人間は、ほぼいないんじゃないでしょうか。社内でも『オリコンはオワコン』と言われています」

 こう語るのは、メジャーレーベルでディレクターを務めるA氏。さらに外資系CDショップに勤務するB氏が、小売店の立場から証言する。

「店舗で面出しするシングルやアルバムで、『オリコン○週連続1位!』などとポップに書くことは、この数年ほとんどない。あっても一部のアイドル系や声優関連の商品のみです。一昔前はレコード会社から送られてくる販促用の資料にも『オリコンチャート初登場1位』といった見出しが躍っていましたが、今はそうした売り文句はまったく見なくなりました。現在は『iTunesダウンロードチャート1位』や『YouTube再生回数1億回突破』など、すべてがネットと直結するものばかりです」

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2021年10・11月号

伊織いお「パワフル&セクシー」

 伊織いお「パワフル&セクシー」
    • 【伊織いお】ボディメイクで鍛えた体!

(秘)読書案内

(秘)読書案内
    • 【YouTuber本】ヒット戦術
    • 【RYKEY DADDY DIRTY】ムショ読書
    • 【イスラム】を理解するための本
    • 尖端的すぎる【写真集】
    • 【フェティシズム】写真集の華麗なる変遷
    • 【スピリチュアル出版社】イチオシの本
    • 【エロ本】衰退史
    • エロ本業界の【歴史】がわかる参考文献
    • 【現代のエロマンガ家】の4冊
    • 【ヒップホップ文化】を学ぶ本
    • 17歳の【新鋭ラッパー】に聞く
    • 今流行りの【中国ミステリ】の世界
    • 占領下生まれのイビツなニッポン【図書館】

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 【マルサの女】高崎かなみ
    • 【高槻実穂】グラビア
    • 【藤木由貴】グラビア
    • 【グレイテストラウンドガール】プールパーティ
    • 【後藤直義】GHOST IN THE TECH
    • 【丸屋九兵衛】バンギン・ホモ・サピエンス
    • 【稲田豊史】オトメゴコロ乱読修行
    • 【萱野稔人】超・人間学
    • 【クロサカタツヤ】ネオ・ビジネス・マイニング
    • 【神保哲生×宮台真司】マル激 TALK ON DEMAND
    • 【辛酸なめ子】佳子様偏愛採取録
    • 【小原真史】の「写真時評」
    • 【笹 公人×江森康之】念力事報
    • 【田澤健一郎】体育会系LGBTQ
    • 【澤田晃宏】外国人まかせ
    • 【大石始】マツリ・フューチャリズム
    • 【AmamiyaMaako】スタジオはいります
    • 【DJ DARUMA(PKCZ(R))& JOMMY】BLACK PAGE
    • 【友清哲】ビールの怪人
    • 【西国分寺哀】大丈夫?マイ・フレンド
    • 【町山智浩】映画でわかるアメリカがわかる
    • 【更科修一郎】批評なんてやめときな?
    • 【花くまゆうさく】カストリ漫報