『ピンチも料理で救われます』(世界文化社)
10月1日付で相撲協会を退職した元貴乃花親方の花田光司氏が、10月29日放送の『しゃべくり007 SP』(日本テレビ系)にゲスト出演。番組では、「hulu」で石原さとみ主演のドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)にハマっていたなど、意外な素顔を明かして、平均視聴率15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが話題を呼んだ。
「番組出演は、妻の景子さんが売り込んだとの臆測が出ていましたが、実際のところは、貴乃花と懇意にしている日テレの元相撲記者でプロデューサーとのラインから出演に至った。ともあれ、お茶の間人気の高さを見せつけたことで、今後もオファーは殺到しそうです」(芸能関係者)
その一方で、このところ「花田家」に“分裂”の動きがあるというのだ。テレビ関係者が明かす。
「景子夫人が、長男で“靴職人タレント”の花田優一氏を伴い、テレビ局各社に『自分たちを使ってくれ』と売り込みをしているそう。所属事務所は未定のようですが、大手芸能プロにも水面下で接触しているという話です。花田家には優一氏のほかに学生の子どもが2人いる。貴乃花が“無職”になったことで、収入面で心もとなくなったのかもしれませんが、なぜか“ドル箱”の貴乃花についてはノータッチ。以前から週刊誌では不仲が報じられてきており、もしかすると離婚を意識した動きかもしれません」
しかし、広告代理店関係者は2人のタレント活動についてはこう難色を示す。
「元フジテレビアナの景子さんは、トーク術には問題がないものの、たとえ旧姓に戻したところで『河野景子=貴乃花の妻』というイメージが強すぎる。世間の多くは貴乃花の味方をするでしょうから、使いづらい面があります。もう一人の優一氏はさらに厳しい。彼は2月に出演した『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で妻を『コイツ』呼ばわりしたことで炎上。スポンサーの資生堂の逆鱗に触れたことが広く知られ、民放では出演NGタレントとなってしまっています。景子さんもそれがわかって、大手芸能プロの庇護を求めているのでしょうけど……」
「貴乃花とセットなら」が、テレビ局サイドの本音かもしれない。