サイゾーpremium  > ニュース  > 社会  > 【地方自治体】と新聞の癒着
ニュース
新聞記者が語る「“癒着”は都政だけではない!」

新潟・知事退陣の裏に東京電力の影!? 地方紙“癒着”の構造

+お気に入りに追加

東京都以外にもひどいぞ地方行政

“小池劇場”で東京都政が注目され、東京都下の利権が次々と暴かれている。しかし、その種の利権構造に関していえば、むしろ地方のほうが問題は根深いという。それはなぜなのか? 地方自治体と地元企業、そして地元メディアとが一体となった地方の問題点を、その現場を日々眺めている現役新聞記者らが語り合う!

1702_ns01s.jpg
『誰が「都政」を殺したか? 特別対談 小池百合子東京都知事』(SBクリエイティブ)

A:全国紙ベテラン記者
B:全国紙中堅記者
C:全国紙中堅記者

A 2016年を振り返ると、新聞記者的に一番振り回されたのは小池都知事の誕生かな。

B 下半期はまさに「小池劇場」でしたね。築地市場の盛り土問題で勢いをつけて、東京五輪の会場見直し騒動でさらに注目を集めた。でも、年末の記者会見である記者から「大山鳴動して鼠一匹」という皮肉が飛んだように、五輪の会場は結局ほぼ原案通りになりそうだし、築地の移転も地下空洞の安全性が確認されれば最終的に進みそう。周囲が右往左往しただけで何も変わらなかったような気もします。

C 現場の記者はみんな疲弊してましたね。都庁は各社、社会部が担当していますが、正直、警視庁や東京地検担当のような花形ポジションに比べて、普段はローカルネタが中心の地味な部署。それが舛添要一前知事の政治資金問題以降、全国的なニュースが続くし、小池知事も都の職員や都議に根回しせず、自分のブレーンの意見を参考にトップダウンで物事を決めようとする。「いつものように都の幹部やベテラン議員を回っているだけでは先が読めない」というぼやきの声も聞こえてきた。

A 最近はゼネコン関係者に聞いても「公共事業はうま味がない」と語る人が多いんだよね。人手不足で人件費が上がるし、資材費も円安で高騰しているのに、国も地方も借金まみれで工事費を少しでも削ろうとするから利益が出にくい。そういうなかで東京五輪は、予算が青天井の数少ない「打ち出の小づち」。小池知事が「黒い頭のネズミがいっぱいいる」と話したけど、ここぞとばかりに利権屋たちが群がって開催経費が膨らんだ気がする。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2021年2月号

“男性学”のススメ

“男性学”のススメ
    • 【男らしさ】イメージの変遷
    • 男性学(基)【ブックガイド】
    • 【キリスト教】の男性優位主義
    • 女子が萌える【ラップ男子】
    • コロナ禍で始動【Zoomgals】
    • サンドウィッチマン【男同士のケア】
    • 【青柳翔】が語る“男らしさ”
    • オトコが乗る【軽自動車】
    • 【マンガ・アニメ】の軽自動車
    • 【ジャニーズ】男性アイドル像
    • 時代錯誤な【ジェンダー観】
    • 【サザエさん】は有害か?
    • 『サザエさん』の【初回】
    • 【井田裕隆】に聞くAV男優像
    • ポルノ視聴と【男性性の劣化】の関係
    • おじさんの【フェイスブック】
    • 【フェイスブック運営】側とのズレ
    • 育児特化の【ベビーテック】
    • 5秒でわかる【ベビーテック】
    • 【自民党】に根付く男尊女卑

「篠崎こころ」ラグジュアリーに魅せた麗しさ

「篠崎こころ」ラグジュアリーに魅せた麗しさ
    • 【篠崎こころ】召しませ #金髪ショー党

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 【岡田結実】バラエティの人気者はエゴサで成果を感じる
    • 【STUTS】人気トラックメイカーがラップに初挑戦!
    • 【土井裕泰】TBSのエースディレクターの問題作に迫る

連載

    • 【あまつまりな】流れに身を任せちゃうんです。
    • 【グレイテスト・ラウンドガール】に新メンバー!
    • あの素晴らしい【恵美】をもう一度
    • 【コロナと不況】21年に生き残る術
    • 【萱野稔人】ソロ社会化とコミュニティの変化
    • ありがとう、【小松の親分さん】
    • ワクチンがつくる【コロナ後の世界】
    • 【丸屋九兵衛】ショーン・コネリーを語る
    • 【町山智浩】「ストレンジ・フィーリング」カトリックの洗脳とオナニー
    • 【コロナ対策論議】の根本的欠如
    • 「謎」と「静」で振り返る【2020年】
    • 【小原真史】の「写真時評」
    • 【笹 公人】「念力事報」鬼狩りの時代
    • 【稲田豊史】「妻が口をきいてくれません」圧巻の“胸クソ”読後感
    • 【辛酸なめ子】の「佳子様偏愛採取録」
    • 【本場仕込み】のビールが飲める“リビングルーム”
    • 【更科修一郎】幽霊、批評家は文化的背教者なのか。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』