サイゾーpremium  > 特集  > 芸能ゴシップ  > 【しくじり先生】ヒットのヒミツ

――過去に成功を収めた芸能人が、その後の転落経験をもとに、学んだ教訓を熱く訴えるバラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』がヒットしている。一般とは隔絶したテレビ業界のルールを破り、干されてしまった芸能人が、再ブレイクを果たす絶好の場ともなっているこれらの番組は、なぜウケるのか?

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『しくじり先生』の初回で、伝説的なパフォーマンスを見せたオリラジのあっちゃん。さすがカリスマ!

『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日)の勢いが止まらない。

 過去に注目を集めた有名人が、“しくじった”経験をありのままに告白する姿が反響を呼び、深夜のレギュラー放送からわずか半年でゴールデンに出世、その後も平均10・1%と現代にしては高視聴率を維持している。ほかにも同系統の番組は『有吉反省会』(日本テレビ)や『アウト×デラックス』(フジテレビ)などもあり、「ぶっちゃけ系番組」はテレビバラエティのトレンドとなっている。なぜこれらの番組は、テレビ冬の時代に話題を集め、人気を獲得しているのか。

 ある放送作家は「今現場で求められているのは、昔放送されていた番組と似た企画を、視聴者の目線を変えることで、さも新しい番組かのように見せる方法です」と語る。テレビ放送が開始して60年余り。テレビバラエティのフォーマットは出尽くし、制作費も削減される一方の昨今。似たようなタイプの番組は無数にあるが、そこに何かひとつのシンプルなアイデアを入れることで既視感のない番組にすることが、バラエティ制作の現場で求められているのだ。

 特にトーク番組は、構成のハードルが高い。タレントが集まってトークネタを披露するという形式は、それぞれ番組内で細かな演出の違いはあれど大きな差が生まれにくい。そのため大物司会者がMCをする、旬な俳優や女優がジャンジャン出てくれる、というような確約でもない限り、よほどの企画性がないと各局のトップは新番組企画にGOサインを出さないのだ。

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