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ライター・高橋ダイスケの青春のプロレス読闘記【11】

「本を読んでふと思い出した高校の同級生O君の話」

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――本で蘇る、僕たちの青春だったあのプロレスラー・格闘家回顧録。

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『同級生 魂のプロレス青春録』(後藤洋央紀、柴田勝頼/辰巳出版)

『同級生 魂のプロレス青春録』(辰巳出版)は、後藤洋央紀と柴田勝頼の2人のプロレス入りから現在までを綴った一冊。後藤と柴田は高校の同級生で、同じレスリング部に所属して、一緒にプロレスラーを目指した間柄だ。本書は2人のエピソードを時系列に沿って、柴田と後藤が交互に語るという構成で、同じ出来事についても2人の記憶や見解が微妙に違ったりしているところが興味深く、面白い。

 後藤が入門1カ月で新日本プロレスをクビになったとき、柴田が上層部に再入門を直訴し、自分の家に後藤を住まわせていた話や、東京ドームでの一騎打ちが終わった後、2人で肩を組んで花道を下がるときに涙ながらに交わした「プロレスってこれだよな?」という会話などなど。2人の青春と友情のいい話が満載なのだ。

 そんな本書を読んでいて、ふと高校の同級生のO君を思い出した。

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