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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

『LEON』の元編集長の枕接待裁判に見るモデル、キャンギャル、ミスキャンらが“身体を売る”本当の理由

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの“今昔物語”を語り尽くす!

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『LEONの秘密と舞台裏 カリスマ編集長が明かす「成功する雑誌の作り方」』(ソフトバンククリエイティブ)

 雑誌編集長とモデルの間で訴訟合戦が始まっている。

「男性誌『LEON』の元編集長でいかにも“ちょい悪オヤジ”の岸田一郎氏が二十代のモデルに対して“東京ガールズコレクションに出してやる”と肉体関係を強要したものです。俗にいう枕営業をめぐり、モデルが編集長を訴えた。岸田氏は肉体関係を持ったことは認めていますが、逆に彼女側から脅されたと告訴。訴訟合戦の様相を呈し、泥沼化しています」(週刊誌記者)

 仕事を餌に肉体関係を迫る。これ自体は珍しいことではないが、「きちんと仕事をもらえるから肉体関係は有効手段として昔からまかり通っていた。だが、セックスの強要に応じたものの、約束が果たされなかったからこんな事件には発展してしまったのでしょう」(業界関係者)という。

 原宿の街で石を投げればモデルに当たる。そんな言葉が今も当てはまるように「モデル」と呼ばれている子はたくさんいる。

「雑誌からチラシ広告までちょっと美人でスタイルがよかったらモデルになれますが、モデルだけで生活できる人はほんのわずか。モデル事務所に登録しているだけで、ほとんど仕事がなく、キャバクラなどでバイトしている子が大半。いかに有名なモデルになるかが次へと進むステップ。その為には必死ですから、枕営業を我慢して受けてしまうことも珍しくない」(前出)

 ヘアヌード全盛期でも似たような事件があったという。元編集者が語る。

「当時、グラビアを持つ雑誌の編集者は次から次へと売り込んでくるモデルをどうさばくか、うれしい悲鳴を上げていました。特に新人は事務所に言われて自ら営業に回るケースもあった。宣材写真よりも実物を見せたほうが間違いないということですが、ある編集者は面接に来た日の夜にモデルを飲みに誘った。当然、彼女は気に入ってもらえたと思い、飲みに行くことには応じたのですが、飲んだ後に肉体関係を強要されたわけです。幸い、彼女はうまく逃げて未遂に終わった。彼女は即座に事務所に報告したことで、事務所の幹部が出版社のトツプに抗議。その編集者は辞めるはめになった事件もありました」

 モデルの世界はまさに魑魅魍魎。かつて世に氾濫していた「ミスコン」の世界では当たり前のようにセクハラ行為が行われていたという。元モデルが語る。

「モデルとして仕事を増やすには有名になるしかない。大きなミスコンでも審査員とか主催者といかに懇ろになるかがポイントになる。ベストテンに残った子なんかみんな紙一重。後は審査員に対していい印象を与えるしかないのです。なかには自ら審査員に抱かれに行く子もいたほど。強要はしなくとも、“食事しよう”とか誘ってくるケースは普通にありました。それを断ったら印象は悪い。最低限の付き合いぐらいは仕方なくしたものです。ただ、飲んだ後、エッチを求められた時の判断が難しい。例えば、その審査員がどの程度の力を持っているかが判断の分かれ目。持っていないと単にエッチさせられて終わりになってしまう。本当に実力ある人だったら、かなりの確率で上位に入れる。この差は大きい。モデルもある程度、割り切っていました」

 モデルのステップアップの仕事として企業のキャンペーンガールがあるが、そこでも同様だという。

「基本的に一年間はキャンペーンの仕事が優先。それである程度のギャラが保障されるし、名前が売れるから誰もがやりたい仕事ですが、中身はかなり大変。日本全国を回ることもあるけど、地方に行けば泊まり。夜は地元の有力者と懇談会という名の飲み会があるわけ。お酒の席ではお酌。カラオケすればデュエットは当たり前。ホステスと同じよ。酔ったオヤジにチークダンスも求められる。胸やお尻へのタッチも普通にある。そこまではじっと我慢だけど、ホテルの部屋に戻ると、夜這いのごとく“ちょっと部屋で飲み直さない?”と来る。これで部屋に入れたら、後はそのままベッドイン。でも、相手が実力者だと、その後仕事に結びつくこともあるそうよ。結局、肉体関係だけでなく、いかに力のある人と昵懇になるかがその後のモデル人生を左右すると言っても過言ではない。今も“○○に出してやるよ”と言われたら、寝てしまう子がいても不思議はない」(モデル関係者)

 現在、タレントや女優として活躍している人の多くはモデル出身。モデルだけでファッション界を生きていくのは日本では難しく、モデルをきっかけに芸能界にステップアップしていく。モデルは芸能界への登竜門的な存在。セクハラは普通のことなのである。

ふただ・かずひこ
芸能ジャーナリスト。テレビなどでコメンテーターとして活躍するかたわら、安室奈美恵の母親が娘・奈美恵の生い立ちを綴った「約束」(扶桑社刊)、赤塚不二夫氏の単行本の出版プロデュースなども手がける。青山学院大学法学部卒業後、男性週刊誌を経て、女性誌「微笑」(祥伝社/廃刊)、写真誌「Emma」(文藝春秋/廃刊)の専属スタッフを経て、フリーとして独立。週刊誌やスポーツ新聞などで幅広く活躍する。現在は『おはようコールABC』(朝日放送)、『今日感テレビ』(RKB毎日放送)などにコメンテーターとして出演。


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