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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

華原朋美と竹田恒泰の熱愛騒動——リーク“する側とされる側”の胸算用

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの"今昔物語"を語り尽くす!

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『crystallize』(ワニブックス)

 まるで「恋愛ゴッコ」のようだった――。

 歌手の華原朋美と明治天皇の玄孫・竹田恒泰の関係。そもそものきっかけは華原が昨年11月、女性誌に竹田氏から求愛されていることを告白したことだった。

「この告白自体、ルール違反では?」というのがメディアの多くの意見である。

「すでに交際が発覚している話や噂が出ている話を改めて告白することはあることですが、誰も知らないのに突然、華原が女性誌に話をした。それもファンだった竹田氏が一方的に求愛し、何度がデートしたことや、プレゼントをもらったことまで話をしたことで、面白いネタだとテレビ、新聞が飛びつき騒ぎになりました。彼女は芸能界復帰を果たしたばかりですから、昔と違い、積極的に取材に対応してくれるし、竹田氏も慶應義塾大学の講師としてテレビに出演することもあるとはいえ、芸能プロに所属しているわけではないので、メディアも自由に取材できるから、面白おかしく報じられた。もし、相手が竹田氏ではなく、本当の芸能人だったら華原も告白していない。また、相手が素人でも彼女にその気があったら、まだ求愛の段階で話すこともなかったはず。頭から竹田氏とは付き合う気がなかったから、ネタにしようという作戦で告白したとしか思えない。復帰を盛り上げるための朋ちゃんの話題作りと思われていました」(芸能デスク)

 これでは朋ちゃん側の「売名行為」とみられても仕方ない。実際、普通ならこれで話題は終わるのだが、華原側からはさらに「付き合えない」と竹田氏との決別宣言まで出た。それは「朋ちゃんと竹田氏は付き合っていなかった。男女の関係にまで至っていなかったことを証明したようなものです」(前出)

 これにて一件落着。のはずだったのが、便乗するような女性が現れた。竹田氏の新たな交際相手として元AKB48の畑山亜梨紗の存在が写真誌によって明らかになった。

 元AKBでほとんど無名の畑山。その彼女を売るために畑山の事務所など関係者が写真誌に持ち込んだネタだとメディアの世界では囁かれていた。

「売名行為をする場合、本人に承諾の元で仕掛けるのと、本人に内緒で仕掛けるのとおおまかに二通りある。畑山は直撃を受けた時のリアクションからして後者でしょう」(芸能プロ関係者)

 実際、畑山は「売名と言われるのを覚悟して、会見で答えました」と公言している。

 芸能界に売名行為は昔から行われているが、明らかに売名行為でも、自ら売名を認めることはないだけに珍しいこと。

「例え売名でも、売れたら勝ちなのが芸能界。特に芝居や歌など芸能人としての才能がない場合に使う手だが、圧倒的に女性が多い。一番、手っ取り早いのが女性は肉体を使い有名男性と寝ることで売名のネタができる。男のスケベ心を巧みに使うわけです」(芸能関係者)

 確かに過去に女性に告白されたタレントは枚挙にいとまがない。最近では「自宅にお持ち帰り」するたびに女にその事実を告白される明石家さんまが典型的な例だろう。

 その後、竹田氏は畑山との破局を告白して一連の騒動に決着がついたはずだったが、今度はまた華原が黙っていない。竹田氏からの新たなメールが来ていることを告白。

「いとおしい詐欺」と命名したとまた竹田氏の求愛を明かした。そこまでしないと華原がイベントやコンサートを開いてもマスコミが大きく取り上げないことを証明しているようなものだろうが、この話にもオチがあった。

「コンサートに花を送る」と竹田氏からメールがあったのに届かなかったことを明かし、「本当の詐欺師」と竹田氏を批判した。畑山もテレビ番組で「本当に付き合っていない」と竹田氏を責めた。「三角関係」だの「二股」と騒がれた竹田氏を巡る2人の女のバトルは、単なるお騒がせで終わった。竹田氏という「ちょっとオタクな人」をうまく利用した華原と畑山の売名行為だったような気もする。ようやく歌手として復帰した華原だが、なかなか本業の歌のほうで大きく取り上げられない「焦り」からネタを提供しているように見えてくる。

 復帰しなくとも「歌が聴きたい」と騒がれる中森明菜とはかなり違うのだ。

ふただ・かずひこ
芸能ジャーナリスト。テレビなどでコメンテーターとして活躍するかたわら、安室奈美恵の母親が娘・奈美恵の生い立ちを綴った「約束」(扶桑社刊)、赤塚不二夫氏の単行本の出版プロデュースなども手がける。青山学院大学法学部卒業後、男性週刊誌を経て、女性誌「微笑」(祥伝社/廃刊)、写真誌「Emma」(文藝春秋/廃刊)の専属スタッフを経て、フリーとして独立。週刊誌やスポーツ新聞などで幅広く活躍する。現在は『おはようコールABC』(朝日放送)、『今日感テレビ』(RKB毎日放送)などにコメンテーターとして出演。

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