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第1特集
公文書で開示されない近代皇室の実像【4】

右翼襲撃は過去の話になったのか? 「菊タブー」をめぐるメディアの変化

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――皇室にまつわる陰謀論は、現在でもアングラ出版社以外はほとんど取り扱わない。信ぴょう性に関する疑義もあるが、一方で週刊誌などでは皇室報道は盛んになってきているような気も……。菊タブーをめぐるメディアの現在地とは?

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「創」で連載されている、篠田氏の企画記事。皇室報道に深く切り込んでいる。

 かつて、天皇や皇室に対して批判的な論調の記事には、右翼をはじめとする団体が”抗議”を行ってきた。その抗議を恐れ、メディアの中には「菊タブー」が生まれたのだ。その一方で、「噂の眞相」(噂の真相)をはじめとする一部のメディアでは、タブーお構いなしで昭和天皇のフォトモンタージュなどを掲載し、そこから数々の騒動が勃発した。月刊誌「創」(創出版)の編集長であり、現在「創」誌上で「マスコミタブー 皇室篇」を連載している篠田博之氏は、かつて各誌が掲載し、問題に発展した皇室批判記事をこう分析する。ちなみに、「創」もかつて、昭和天皇Xデーをめぐる報道で右翼団体の攻撃を受けたことがある。

「皇室にまつわる陰謀論や都市伝説が数多く生み出されてきたのは、天皇が絶対的な力を持っていた時代に、それを批判したり、異論を唱えること自体が、タブーに挑むという意味合いを持っていたからだと思います。それらの中には信ぴょう性が薄かったり、情報として価値のないものもありましたが、まっとうな天皇制批判も、ただの噂話のような言説も『菊タブー』のもとに封印されてきたんです」

 ただ現在、週刊誌を見ると、雅子妃や皇室に対するバッシングとも取れる報道は多い。こうした状況を見れば、かつてよりも、皇室に対する報道の自由が確保されているかのように見えるが……。

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