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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

大沢樹生の副業で考えるアイドルの卵による財界人の“夜食”接待のお値段

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの“今昔物語”を語り尽くす!

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『昨夜未明、大沢樹生が死にました…』

 さしたる話題にもならなかったが、「週刊ポスト」に載った“大沢樹生の副業”は興味深いものだった。要約すれば、愛人契約できる金持ちを探し、大沢は女性タレントファイルを見せ、斡旋していたという話である。

 大沢は事実を否定しているが、「あってもおかしくない話」と芸能関係者はいう。

「芸能界には金に苦労している女性タレントはいくらでもいる。特にタレントのタマゴに近い芸能人ともなると、生活を維持するのも大変。普通の生活なら問題ないが、芸能人として生活レベルを上げると、なかなか下げることができないのが現状だ。結局、生活を維持するために手っ取り早いのが愛人。世の中には、芸能人の女なら一度は寝て見たいという金持ちの御仁がいる。需要と供給のバランスが取れているわけだから、裏ビジネスは成立するわけです」

 顕著だったのがバブル時代。筆者は当時から芸能記者として生計を立ていたが、不動産などでにわか金持ちになった連中は凄かった。一晩に何百万の金を使うのは当たり前。

「銀行に預けると税務署に見つかりやすい。あぶく銭はいつも部屋に置いていた。段ボールに入れてベッドの下に置き、必要なだけ持って行く」と豪語していた人もいた。

 そんな彼らと会うと異口同音に出てくる言葉が、「芸能人の女を紹介してよ」だった。特別、美人でなくとも、テレビや雑誌で見る女性は魅力的に思えるのだろう。そこで両者を結びつけるのが芸能関係者たち。この話はすでに時効だ……と元芸能関係者が振り返る。

「モデルとかタレントの卵から、お金に困っていることを相談される。真面目な子はバイトするのだろうけど、そうなるといつあるかわからない芸能の仕事に支障を来す。愛人なら、定期的にスポンサーと一晩付き合えば優に1カ月分の生活費ぐらいになることもザラ。事務所としても、変にバイトしてもらうより都合がいいので紹介する。なかにはスポンサーにすっかり気に入られ、金だけでなく靴やバッグなどブランド品をたくさん貢がせたタレントもいた。その子がテレビで自宅拝見に出たとき、『趣味は靴の収集』とか抜かして、下駄箱の50足はあるフェラガモの靴を見せていたけど、ほとんどはスポンサーに貢がせたものだったから、笑ったけどね」

 愛人関係は別れる際に面倒と、単発で男と付き合うケースもあるという。その場合、「一晩いくらというケースでの付き合い」と芸能関係者が明かす。

「たとえば外国からの要人や地位や名誉のある人は、たまたま東京に出張に来たとき、夜のお供をおねだりする。業界では“夜食”と呼んでいるけど、わかりやすく言えば裏のホテトルみたいなもの。ホテルに送り一晩付き合う。金は最低でも十万は出る。なかには一晩で百万を稼いだ子もいた。一夜限りだから後腐れもないし、お互いに都合がいい。当然、マスコミにバレることもない。今ではAVの子にもお呼びがかかる時代というから、少なからずやっていることだと思うけどね」 

 女性は体を使えばなんとかなるが、男はそうはいかない。金持ちのおばさん相手のツバメもできないし、まさかホストというわけにもいかない。食えない歌手や役者は居酒屋など夜の世界でバイトが多いが、ヒモのような生活をする男も少なくなかった。要するに女に貢がせる生活だ。ある演歌歌手の話を紹介しよう。

「昔はキャバレーなど夜の街で歌うことが多く、そこで働くホステスと知り合うことが多い。売れなくともプロの歌手。彼女の為に歌ってあげることは口説く武器になる。男と女の関係になるのも早い。そうなればしめたもの。売れていない歌手だということを知っているわけだから、生活費の足しにと金を貢ぐようになる。彼女たちも俺が売れれば、“私が育てた”といった優越感に浸れる。そこがつけどころだけど、演歌歌手にとっては副業みたいなもの。とりあえずの女と金にはそう苦労しないものだよ。売れるまではそうやって凌ぐ歌手は少なくないはずだよ」

 役者は同棲相手を見つけ、女に生活の面倒を見てもらうケースが多い。ただ、時には恋愛に発展し、苦労時代に結婚することもある。「糟糠の妻」と言って週刊誌に騒がれるが、売れると同時に、やがて女は捨てられるというのがパターンである。

 芸能界でなに不自由なく生きていけるのはごく一部の人たち。大半は苦労して、女は男に、男は女に頼って生きている。

ふただ・かずひこ
芸能ジャーナリスト。テレビなどでコメンテーターとして活躍するかたわら、安室奈美恵の母顔が娘・奈美恵の生い立ちを綴った「約束」(扶桑社刊)、赤塚不二夫氏の単行本の出版プロデュースなども手がける。青山学院大学法学部卒業後、男性週刊誌を経て、女性誌「微笑」(祥伝社/廃刊)、写真誌「Emma」(文藝春秋/廃刊)の専属スタッフを経て、フリーとして独立。週刊誌やスポーツ新聞などで幅広く活躍する。現在は『おはようコールABC』(朝日放送)、『今日感テレビ』(RKB毎日放送)などにコメンテーターとして出演

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