『ザ・ベスト・オブ 東京プリン+画集』(エイベックス・トラックス)
元プロレスラーのアントニオ猪木氏、元K-1ファイターの佐竹雅昭氏、元東京地検公安部長でテレビのコメンテーターとしてもおなじみの若狭勝氏ら7月の参院選に向けて続々と”タレント候補”が名乗りを上げているが、「週刊新潮」(新潮社)6月13日号が安倍晋三首相の昭恵夫人が”ゴリ押し”し自民党が公認した比例代表候補者について報じている。
同誌によると、そのうち1人は昭恵夫人の父親がかつて社長をつとめた森永製薬の元社員で、ともにラジオのパーソナリティーをつとめたこともある男性デュオ「東京プリン」のメンバー伊藤洋介氏。もう1人は元暴力団組長がバックに控えるドッグトレーナーの田辺久人氏。同誌では、田辺氏の背後関係について大々的に報じ、伊藤氏についてはほとんど触れられていないが、芸能界的に伊藤氏の出馬が話題になっているという。
「東京プリンはエイベックスが演歌進出のために立ち上げたレーベル『えんか!!えいべっくす』の唯一の所属歌手。97年の『携帯哀歌』、98年の『合コン哀歌』などそれぞれのシュチュエーションの『あるある』を歌ったコミックソングがヒットしたが、歌手としての実績はそのぐらいで、ここ数年は同社の株主総会ライブの司会としておなじみだった」(レコード会社関係者)