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あの有名人&識者が選ぶ「サイゾー」レコメンド!

哲学者・萱野稔人が選ぶ――「サイゾー」だからできた! 現代のアブない社会問題を追及した記事3選

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(写真/江森康之)

――1999年の創刊以来、芸能界から政財界、ヤクザにIT業界まで、各業界のウラ側を見てきた「サイゾー」。巷間騒がれる小誌の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい! そんな思いから、「サイゾー」を愛読している物好きな(失敬!)有名人からおなじみの識者の方々に、「サイゾー」でしか読めないオススメ記事を選んでもらいました!! 

 今回のキュレーターは、「月刊サイゾー」にて"超"現代哲学講座を連載中の萱野稔人氏。『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)などにも出演している気鋭の哲学者です。そこで今回は、萱野稔人さんには、「サイゾーだから取り上げられる現代のアブない社会問題」に関する記事を選んでいただきました。


『必要なのはランドセルだけじゃない! 法整備が進まない児童養護施設と保護者なき子どもの行く末』

『ヤクザよりも怖い! 夜回り組長・石原伸司が見た"シセツ"と裏社会の関係』

『机の中が汚いとバットで殴られる……児童養護施設で虐待を受けた子どもたちの心の闇とは?』
(2011年3月号「〈2011年版〉ヤバい!! 「裏社会」学」【裏社会と児童養護施設のキケンな関係】より)

 生まれ育った境遇が違えば、まったく違ったふうに世界がみえるということを、よく理解させてくれる。こういうテーマを取りあげることができるのが、「サイゾー」のよさだと思う。


『主戦場はフィリピンから中国へ移動──臓器売買ブローカーは本当に儲かるのか?』

『今なら狙い目はやっぱり中国!? 金で臓器を買う日本人とそれに応える諸外国事情』
(2011年9月号「日本の〈裏社会〉学」【臓器売買"一兆円市場"の闇】より)

 これも「サイゾー」ならではの記事。今後、健康や延命、出産、美容といった分野は世界的にますます成長するとともに、倫理にかかわる問題でもあるため闇市場も同時に成長する。それは今後、非常に注目すべき分野となる。この記事は、取材がしにくい領域にがんばって食い込んでいる。続編を期待。


『サムソン、LG、現代自動車ら韓国系企業が抱える就労問題と著作権侵害』

『一触即発!? 各社を悩ます頭痛のタネ──3大韓国企業が抱える"爆弾"とは?』

『公務員試験に学生殺到で倍率は100倍! 大卒でも半分は就職できない韓国の若者』
(2011年2月号「生きる会社、死ぬ会社」【韓国系企業の暗部】より)

 マスコミやエコノミストたちが韓国経済を賞賛する中で、その限界を冷静に描く記事はとても意味がある。韓国経済のマネなんかしていたら日本経済はぜったいによくならない。この記事を読んでそれをよく理解すること。


萱野稔人(かやの・としひと)
1970年、愛知県生まれ。03年、パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。哲学博士。津田塾大学准教授。主な著書に『国家とはなにか』(以文社)、『カネと暴力の系譜学』(河出書房新社)、『権力の読みかた』(青土社)など。近著に『最新日本言論知図』(東京書籍)、『新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか』(NHK出版新書)など。

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