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金メダル第1号の松本薫を悩ます所属企業のマルチ商法と移籍問題

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『女子柔道の歴史と課題』(日本武道館)

 ロンドン五輪柔道女子57キロ級で日本勢初の金メダルを獲得した松本薫。

 海外メディアから「アサシン(=暗殺者)」とまで呼ばれる試合中の鋭い目つきやとことん前に出るワイルドな戦いぶりとは裏腹に、パフェが大好物であることや「妖精を見た」と真顔で語ったこともある“不思議キャラ”がメディアで大注目を浴びている。

「大会前はそれほど注目されていなかったが、金メダルの獲得で一夜にしてスターとなった。現在24歳で、次回のリオ五輪挑戦を表明しているので、今後、日本女子柔道界のエース的存在となるだろう。帰国後はテレビ出演やイベント出演のオファーが殺到すると思われるだけに、しばらくはなかなかまともに練習できないのでは」(スポーツ紙デスク)

 もはや「国民的英雄」と呼んでも過言ではない存在となった松本だが、どうしても今後、ネックとなりそうなのがその所属先だというのだ。

「松本の所属先は『フォーリーフジャパン』という大阪市に本社がある聞き慣れない企業だが、地元では悪名がまかり通っている。というのも、同社はマルチ商法を利用して健康補助食品を販売する企業で、週刊誌でもその実態を書かれたことがあり、これまで何度か問題を起こしたことがある」(全国紙社会部記者)

 2003年4月に設立された同社は、独自に商品を開発・販売。同社の販売員は、自社商品をガン、アトピー、白内障などに効果がある健康食品として販売していたが、実際にはそれらの効果はなく、「厚生労働省から認可が下りる予定」などとうそぶいて勧誘を行っていたという。さらに、会員に対しても「確実に利益をあげることができる」といった言葉を弄しての勧誘を行ったことで、経済産業省より09年2月20日から半年間にわたる業務の一部停止処分を受けたのだが、その問題はスポーツ界にも波及していたというのだ。

「行政処分があけた直後、Jリーグ・大分トリニータが、フォーリーフジャパンと10年1月末までのユニホームの胸部分のスポンサー契約を結んだと発表しました。しかし、9月2日に行われた定例会見では、大分県知事の広瀬勝貞氏が同契約について懸念を表明する異例の事態に発展していったのです。

 その後、フォーリーフの関係者が観戦していた9月の試合中に、一部サポーターがフォーリーフやトリニータの溝畑宏社長をバカにする横幕を掲げたため、クラブは後日この横幕にかかわったサポーター4名を無期限入場禁止処分に。そんなこともあり、フォーリーフとのスポンサー契約は同年シーズン終了をもって打ち切りに。結局、無期限入場禁止処分を課されたサポーターたちへの処分は、そのシーズンでトリニータがJ2に降格した責任をとり溝畑社長が辞任したことで、撤回されたことなども伝えられています」(同)

 同社の柔道部が発足したのはなんと業務停止処分中だった09年4月で、今や松本が同社の立派な“広告塔”となっているが、「おそらく、松本は同社がどんな業務を行っているかなどには興味がないだろう。同社は松本を離したがらないだろうが、今後の柔道人生を考えると、他社の柔道部に移籍したほうが良さそうだし、他社はのどから手が出るほど松本がほしいだろう」(柔道連盟関係者)。

 スポーツ紙やテレビは報じないだろうが、金メダルを獲得したことで松本の所属先は週刊誌の格好の“ターゲット”となりそうだ。


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