サイゾーpremium  > 特集  > 今なら狙い目はやっぱり中国!? 金で臓器...

──当特集【1】で見てきたとおり、日本国内では臓器移植の待機解消が遅々として進まないため、患者の間では海外での移植手術を決断する者も少なくない。しかしそうして海外で提供される臓器の裏側には、さまざまな裏社会とのつながりが垣間見られることも事実。ここでは、日本人患者の移植と関わりを持ちやすい3つの地域と国の、臓器売買事情を提示しよう。

移植法改正で小さな一歩を踏み出した

1109_zouki_nihon2.jpg

■日本

医療保険が適用される移植手術もあり、安価に安全に受けられる……ことになってはいるが、2010年の臓器移植件数は、心臓13件、肺16件、肝臓17件、膵臓1件、腎臓129件、小腸4件と、決して多くはない。しかし09年の臓器移植法改正で、15歳未満の脳死患者からの臓器摘出が可能となるなど、少しずつ状況の改善を目指してはいる模様。数字は、国内で合法に受ける移植にかかる費用。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2025年11月号

「異形と異端」が 動かすニッポン論

「異形と異端」が 動かすニッポン論

NEWS SOURCE

連載

    • 【マルサの女】橘 和奈
    • 【笹 公人×江森康之】念力事報
    • 【丸屋九兵衛】バンギン・ホモ・サピエンス
    • 【ドクター苫米地】僕たちは洗脳されてるんですか?
    • 【井川意高】天上夜想曲
    • 【神保哲生×宮台真司】マル激 TALK ON DEMAND
    • 【萱野稔人】超・人間学
    • 【韮原祐介】匠たちの育成哲学
    • 【辛酸なめ子】佳子様偏愛採取録
    • GROOVE SEQUENCE──NJSとLDHの親密な関係値
    • 【特別企画3】マッチングアプリが変えた恋愛の価値観
    • 乙女たちの官能界隈
    • 【町山智浩】映画でわかるアメリカがわかる
    • 【花くまゆうさく】カストリ漫報
サイゾーパブリシティ