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第三書館北川明社長インタビュー

「流出公安テロ情報」 で露呈──公安によるイスラムへの迫害

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削除されたプライバシー情報。無削除の第一版はオークションサイトで数万円の値がついたとか。

 昨年10月28日、警視庁公安部や愛知県警が作成した資料がネットに流出した。その後、ファイル共有ソフト「ウィニー」を経由して拡散。当初、警視庁は資料が本物とは認めていなかったが、11月25日、第三書館が『流出「公安テロ情報」全データ』を出版すると、あらゆるメディアで紹介されることとなった。すると12月24日には警視庁が本物であると認める会見を開くことに。発売から1カ月経過した昨年12月下旬、同社の北川明社長に話を聞いた。

──このほど第三版が発売されましたが、売れ行きはいかがでしょうか?

北川明(以下、) 刷り部数で言うと、初版から含めて約6000部です。とはいっても、売れたから増刷したのではなく、個人情報が掲載されている一部の方が出版差し止めの裁判を起こし、東京地裁から差し止めの仮処分が出たために、その部分を塗りつぶして第二版を出しました。そうしたら、ほかの方々も一斉に同様の提訴を起こしたので、個人情報を塗りつぶして第三版を出したということです。

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