サイゾーpremium  > 特集2  > 暴力ナシには成立しないエンタメ映画......
第2特集
あなたの脳を揺さぶる「ヤバい!」DVD【1】

暴力ナシには成立しないエンタメ映画......観るべきはアカデミー賞系!?──Kダブシャイン[ミュージシャン]

+お気に入りに追加

──違法アップロードされたアニメやドラマはもちろん、アダルト動画に、ちょっと気のきいたカルト映画まで、なんでもネットで見れてしまう今でも、DVDというパッケージで観るべき作品はまだまだある。ミュージシャン・Kダブシャイン、作家・海猫沢めろん、AV監督・二村ヒトシら、各界の通人たちが、2010年の今こそ観るべき「ヤバい」DVDを選出する!

1009_dvd_tobira.jpg
(写真/江森康之)

【選者】Kダブシャイン[ミュージシャン]

 僕は、ジャンルにかかわらず邦画って全然観ないんですよ。だから今回はわかりやすく、アカデミー賞っぽいハリウッド系のバイオレンス映画を3本選んでみました。

 まず、リアリティのある描写を追求していた『ランボー/最後の戦場』【1】はヤバかったね。根底にあるのは暴力の否定なんだけど、でも否定しても何も変わらない現実が実際にあって、結果として否定も肯定もしきっていないという表現なのかな。だからあえて戦いを生々しく映して強調してたんだろうね。この作品に関しては市民運動家に対するスタンスも面白くて、彼らは良いことをしたいという幻想に酔いしれたいのかもしれないけど、それにはとんでもないリスクがつきまとうし、「現実は、お前らが想像してるよりも厳しいぞ」ってことをスタローンは言いたかったんじゃないですかね。声高に何かを叫ぶのは簡単だけど、結局人質になっちゃって、それをランボーが暴力で助けてくれるわけだから。まぁ、ランボーがいてくれてよかったねって話だよね(笑)。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年9月号

戦争と平和

戦争と平和

竹内渉、究極の"美尻"撮

竹内渉、究極の
    • 【竹内渉】が魅せた色香と素顔

インタビュー

連載

    • 【RaMu】二郎デビューしたんです。
    • 【川上愛】スパイに間違えられたモデル
    • 【菜々子】が一番大事
    • 【動画メディア】の未来と情報発信のあり方
    • 【萱野稔人】人間は"教育"によって生かされている(後)
    • 高須基仁の/【テレビ】はもう終わった
    • 盆踊りに【使徒】襲来
    • 中国大富豪たちの【ポッドキャスト】
    • 【RIZE】逮捕で考える薬物とロック
    • 町山智浩/【おしえて!ドクター・ルース】90歳のセックス・セラピスト
    • ポピュリズム政策【MMT】は日本経済の救世主か?
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/帝国の翳り
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/マンガ『1122』ソリューションとしての不倫
    • アッシュ・ハドソンの「アングラ見聞録」
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 伊賀の里でビールを仕込む【忍者ブルワー】見参!
    • 幽霊、新しい大衆はもう猿を見ない。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』