サイゾーpremium  > 特集  > 放送作家・倉本美津留が語る『ホワイトボー...

──YouTubeやUSTREAMといった動画配信サービスの台頭で、ITとの融合を余儀なくされたテレビ業界。だが、さまざまな著作権者や団体がかかわることで、その試みは進んでいるとは言い難い。そんな中、TOKYO MXでは、USTREAMを使った実験的な番組がスタートした──。

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(写真/早船ケン)

 放送とITの融合という点で考えると、ポイントになるのは05年だろう。日本テレビの「第2日本テレビ」、TBSの「TBSオンデマンド」、フジテレビの「フジテレビ On Demand」と、各局のオンデマンド放送が次々にスタートしたのだ。翌年にはテレビ朝日が「テレ朝BB」を、そして08年にはNHKが「NHKオンデマンド」の配信に踏み切っている。だが、各局とも通年、事業単体赤字が続く状況で、NHKに至っては、今年度18億円もの赤字を見込んでいる。

 その中でいち早く事業黒字化を達成したのが、「TBSオンデマンド」だ。2010年3月時点において、数千万円の黒字が出るとTBSは発表している。この"黒字"は業界初であり、有料会員を増やした同局のスキーム(当特集【3】参照)はオンデマンド放送の光明といえるだろう。

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