> 特集  > 社会問題
第1特集
思い込みと妄想が戦争を引き起こす

卍とハーケンクロイツはなぜ似てる?――チベットから仏像を持ち帰る!? ナチス・ドイツと仏教の関連性

―― 第二次世界大戦を引き起こしたナチスのシンボルであるハーケンクロイツは、欧米社会ではタブー視されており、同時にそれに類似する卍もその被害を受けている。なぜ、ナチスは卍に類似したシンボルを採用したのか? ...

卍とハーケンクロイツはなぜ似てる?――チベットから仏像を持ち帰る!? ナチス・ドイツと仏教の関連性
第1特集
この夏考えるべき、戦争とリゾート

戦禍の島から行楽地へ――ハワイ、沖縄はなぜリゾート地に? 激戦地島の“異文化と気候”の地政学

―― 夏といえばリゾートである。沖縄、ハワイ、グアム、サイパン。これらのビーチリゾートには、夏を謳歌する行楽客が大勢訪れる。しかし夏は、まだ74年前の戦争の記憶ともまた、密接に結びついている――。

戦禍の島から行楽地へ――ハワイ、沖縄はなぜリゾート地に? 激戦地島の“異文化と気候”の地政学
第1特集
アイドルはリアルを歌えるのか?

アイドルがリアルを歌う本当の理由――逃げ道を作らねば発売できず! 平成以降のアイドルと反戦歌

―― 「無駄な血を流す必要はない」「悲しみは未来永劫、連鎖する」「戦争をやめよう」――こうした反戦を歌った曲を耳にしてきた読者は多いだろう。しかし、そのような反戦歌は、令和を迎えた現在でも、絶対数こそ少ない...

アイドルがリアルを歌う本当の理由――逃げ道を作らねば発売できず! 平成以降のアイドルと反戦歌
第1特集
ラッパーが司法制度と戦う理由

国家に狙われたストリート・ギャング――ニプシー・ハッスルの死去から見る米ヒップホップの司法戦争

―― ストリートから誕生したヒップホップは、時代と共に成長し、エンタメに特化したパーティチューンから、真っ向から社会を批判するプロテストソングまで、形態は多種多様だ。本稿では、アメリカのひとりのラッパーの死...

国家に狙われたストリート・ギャング――ニプシー・ハッスルの死去から見る米ヒップホップの司法戦争
第1特集
トランプ的経済戦争の言い分

戦争を弄ぶ悪魔か?――「国を消滅させる」はブラフ!? トランプ的【金】戦争活用術

―― 相変わらず強気の外交を見せているアメリカのドナルド・トランプ大統領。時に核ミサイルや派兵をちらつかせ、時に各国に罵詈雑言を浴びせて牽制している。一方でトランプは、実際に戦闘行為に至るケースはごくわずか...

戦争を弄ぶ悪魔か?――「国を消滅させる」はブラフ!? トランプ的【金】戦争活用術
第1特集
「性別変更したらクビ」と脅す上官も

米軍では入隊制限への反発も!――「自衛隊とLGBT」の現状と問題

―― 米軍では今年4月からトランスジェンダーの入隊制限を開始。このトランプ政権の政策には大きな反発が起きている。一方で隣国の韓国では兵士の同性愛が禁止され、こちらも人権団体の非難の対象だ。一方で日本の自衛隊...

米軍では入隊制限への反発も!――「自衛隊とLGBT」の現状と問題
第1特集
隠蔽された日本兵の精神障害【1】

なぜ“復員”できなかったのか? 戦中も戦後も精神科病院に隔離――PTSDになった日本兵の末路

―― 戦中、多数の日本兵が「戦争神経症」を発症し、軍の病院に“収容”されていた――。昨年、NHKのドキュメンタリー番組がその実態に迫り、大きな話題となったが、なぜこの事実は長らく明るみに出なかったのか? ...

なぜ“復員”できなかったのか? 戦中も戦後も精神科病院に隔離――PTSDになった日本兵の末路
第1特集
隠蔽された日本兵の精神障害【2】

タクシー運転手の狂気は戦争のせい? 米兵のPTSDに迫ったアメリカ映画

―― 前記事では日本兵のPTSDに焦点を当てたが、さまざまなアメリカ映画で心の傷を負った米軍兵士の姿が描かれてきた。その中でも名作と呼び得るのが、以下である。戦争の体験は、このように兵士の精神を破壊していく...

タクシー運転手の狂気は戦争のせい? 米兵のPTSDに迫ったアメリカ映画
第1特集
「原子力の安全神話」と大衆文化

「原爆カクテル」に「ミス原爆」まで開催!――ラスベガスで核実験が観光に! 米国のアトミック・カルチャー

―― 戦争とは正義のぶつかり合いであり、当事者同士の価値観や歴史観はまったく異なる。日本人がそれをもっとも実感するのは、原爆に対する米国の視点に触れたときではないだろうか? そんな米国は今でも「原爆投下に...

「原爆カクテル」に「ミス原爆」まで開催!――ラスベガスで核実験が観光に! 米国のアトミック・カルチャー
第1特集
稀代の映画監督が描いた戦争

ハリウッド巨匠とアメリカ――根底にはいつも人種差別がある!スピルバーグが訴える戦争の元凶

―― 巨匠、スティーブン・スピルバーグ監督は、多作であることを差し置いても、多くの戦争をテーマに取り扱ってきた。近年でも『ブリッジ・オブ・スパイ』や『戦火の馬』など精力的に表している。スピルバーグの戦争映画...

ハリウッド巨匠とアメリカ――根底にはいつも人種差別がある!スピルバーグが訴える戦争の元凶
第1特集
ジャニーさんと戦争と平和

日本的“アイドル”を創造したイビツなアイデンティティ……ジャニー喜多川と戦後民主主義

―― 今年7月、日本のエンターテインメントの礎を築いた稀代のプロデューサー・ジャニー喜多川が死去した。彼が体験した戦争、そして戦後の日本芸能界で作り上げた“アイドル”という文化、さらに舞台演出に込めた平和へ...

日本的“アイドル”を創造したイビツなアイデンティティ……ジャニー喜多川と戦後民主主義
第1特集
識者が推薦する「戦争ドキュメンタリー」【6】

【藤本高之】内戦にさらされた子どもたちがスマホで……中東紛争の現実に肉薄する、現代史の悲劇を学ぶ作品

―― まずは『戦場でワルツを』(08年)。これは、戦争の当事者に取材した内容を、アニメーションで再現した、つまりドキュメンタリーをアニメで表現した珍しい作品です。扱っているのは、1982年にレバノンの首都ベ...

【藤本高之】内戦にさらされた子どもたちがスマホで……中東紛争の現実に肉薄する、現代史の悲劇を学ぶ作品
第1特集
識者が推薦する「戦争ドキュメンタリー」【5】

【Kダブシャイン】米国をチェンジさせたヒップホップの力――独自の解釈で紐解く自国の歴史への反省

―― 日米関係をいつも憂いてるオレが選んだのは『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史』。80年代に渡米したことがあるんだけど、ちょうどその頃『サルバドル/遙かなる日々』や『プラトーン』(共に86...

【Kダブシャイン】米国をチェンジさせたヒップホップの力――独自の解釈で紐解く自国の歴史への反省
第1特集
識者が推薦する「戦争ドキュメンタリー」【4】

【宮崎大祐】全然ドラマチックじゃない! 異常な暴力がただ続くインドネシア宗教戦争

―― 今回のオファーをいただいて最初に思い出したのは、原一男監督の『ゆきゆきて、神軍』(1987年)でした。終戦直後のニューギニアで日本軍の下士官2名が隊内で処刑された真相を、元部隊員の奥崎謙三が追うという...

【宮崎大祐】全然ドラマチックじゃない! 異常な暴力がただ続くインドネシア宗教戦争
第1特集
識者が推薦する「戦争ドキュメンタリー」【3】

【塚本晋也】衝撃作『野火』の監督が推薦! 優れたドキュメンタリーは“いいトラウマ”を与える

―― 戦争ドキュメンタリーといえば『ゆきゆきて、神軍』、『アクト・オブ・キリング』、最近では『沖縄スパイ戦史』などの衝撃作が印象に残りますが、個人的にはベトナム戦争の実像に迫った『ハーツ・アンド・マインズ』...

【塚本晋也】衝撃作『野火』の監督が推薦! 優れたドキュメンタリーは“いいトラウマ”を与える
サイゾープレミアム

2024年5月号

NEWS SOURCE

サイゾーパブリシティ