町工場の3代目がクラフトビール醸造に進出!――いつか自社のタップルームをオープンしたい!

――すべてのビール党に捧ぐ、読むほどに酩酊する個性豊かな紳士録。

町工場が醸すクラフトビールを武器に、「川口をビールの街にしたい」と語る星野幸一郎さん(36)。将来的には自社のタップルームをオープンさせる計画も!

 埼玉県川口市内、多くの町工場が立ち並ぶエリアの中に、昨年誕生したブルワリーが「星野製作所(麦)」である。

 屋号に添えられた「(麦)」の文字は、ここが本来、金型などを製造する町工場であることに由来している。つまりこのブルワリーは、町工場・星野製作所の一部門という考え方なのだ。

 ブルワーの星野幸一郎さんに、ビール事業をスタートさせた経緯を聞いた。

「もともと工場を継ぐ気はなかったのですが、いつか自分で物を作って売る商売をやりたいとはずっと考えていました。数年前、たまたまブリュードッグの『パンクIPA』を飲んだのを機に、クラフトビールという分野への関心が高まって、自分なりに研究を始めたのがブルワリー設立のきっかけですね」

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