大賞は西野カナ!? 元LDH社員も激白レコ大1億円の真相

消費税800万円大賞1億円の是非

世間的に「大賞を受賞するために支払う金額」として認知されてしまった額だが、各レコード会社のスタッフのリアクションは「安い買い物」「無駄すぎる」と、意見が真っ二つ。肯定派は「日本は良くも悪くも時が経てば“記録”が重宝されるので、先行投資で支払うのも、ひとつの手段」という意見だが、こういう人間が音楽をダメにする。

昨年のレコード大賞を受賞した三代目J Soul Brothers「Unfair World」。ネット上では「(疑惑が)タイトルそのままやんけ」と揶揄される始末。

 日本の年の瀬の風物詩である一方、審査員への接待疑惑や出来レース説など、さまざまな疑惑が取り沙汰されてきた『輝く!日本レコード大賞』(以下、レコ大)。こうした黒い噂について本誌では幾度となく報じてきたが、レコ大はご存じの通り“芸能界のドン”こと、バーニングプロダクションの周防郁雄社長をはじめとする老舗芸能事務所の関係者が実権を握っているといわれている。そのため、音楽業界関係者にとってレコ大の結果は業界内のパワーバランスを示す縮図と見なされ、近年では「誰も触れることができない聖域的な催し」と揶揄されることも多い。

 しかし先日、レコ大の存在意義を揺るがす物的証拠【1】が白日の下にさらされた。10月27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)11月3日号が、「昨年、三代目J Soul Brothersが受賞した大賞は1億円で買収」という衝撃スクープを掲載。記事では、三代目JSBの受賞は周防社長らバーニングによる審査員たちへの働きかけによるもので、同社はその見返りとして彼らが所属するLDHに1億円を請求したという。そこには使用された請求書画像まで掲載され、もはや言い逃れできない状況だ。

今すぐ会員登録はこちらから

人気記事ランキング

2024.4.27 UP DATE

無料記事

もっと読む