地下化する日本ハッカーの現在 ハッカーの再就職先は危険ドラッグの密売!?

『我々はアノニマス 天才ハッカー集団の正体とサイバー攻撃の内幕』(ヒカルランド)

――かつては、他人のPCからデータを取得したり、メールやSNSのパスワード取得、そして決済システムへの侵入などをしていたハッカーたち。サイバー対策に関する法律が定められたことで、違うシノギへと移行しているようだ……。

「ホワイトハッカー」などの言葉が流通しはじめ、これまで語られていたようなハッカー=犯罪者というイメージは薄らぎつつある。しかし、現実にはいまだに多くの違法行為を働くブラックハッカーたちが暗躍しており、個人情報を盗んだり、詐欺行為を働くといった悪事も少なくない。

「コンピュータにこだわっているだけではハッキングは成り立ちません」と語るのは、元ハッカーとして犯罪スレスレの行為を行ってきた山本氏(仮名)。彼によれば、ハッキングを行うために、対象の会社で働きながら内部情報を収集したり、個人情報を盗み出すために宅配業者に変装したり、運転免許証を偽造したりと、もはやスパイ顔負けの行動を行ってきたという。

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