現代日本人の食欲を左右している!? “食系”ウェブサービス4強の注目ポイント

──こちらの記事でも紹介しているように、食系ウェブサービスは各種パターンにおいて、売上・ユーザー数ナンバーワンサービスがすでに確定しつつある。ここでは、4つに大別したパターンの中でそれぞれ一大勢力を誇るサービスを詳細紹介していきたい。

【1】やらせ騒動もさほど打撃ナシ?

口コミ系「食べログ」
[DATA]
運営会社/株式会社カカクコム
月間利用者数/約4546万人(13年3月時点)
売上高/約28億円(13年3月期第三四半期)
サービス開始/2005年

11年にはぐるなびを抜いて、飲食店検索サービスとしてはトップに立った食べログ。ぐるなびとの違いは、ユーザーのレビュー(口コミ)によって情報を増やしていく点だ。店舗側は、月額1~3万円を払ってサイト内でプロモーションを行うことはできるが、ランキングや点数を操作することはできない。CGM時代に最も成功したグルメサイトであることは間違いなさそう。

[今後の展開のために]
食べログの問題点といえば、やはり昨年勃発した「やらせ」騒動だろう。しかしこれは食べログ側が主導したわけではなく、CGMの性質上、外部の第三者企業が店舗側に向けて営業を行ったものであり、手を打つのが難しい。とはいえ、このトラブルによって大きく売上やユーザー数が落ち込んだわけでもないので、短期的には影響はなさそうだ。

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