深夜エロ番組から過激なトークショーまで! キー局が絶対マネできない“独立局番組の大胆な戦略”とは!?

──制作費も少なく、ネット局も少ない中で、奮闘する独立局の名物番組。そのプロデューサーたちに、マニアックだけど、一部から絶大な支持を誇るこれらの番組の楽しみ方を聞いた。

マツコを発掘したプロデューサー

【TOKYO MX 『5時に夢中!』プロデューサー】
■スポンサーも芸能事務所も関係ない! 毒舌トーク番組

──コメンテーターたちによる生放送での歯に衣着せない毒舌トークが話題を集める、TOKYO MXの情報番組『5時に夢中!』。かのマツコ・デラックスをはじめとした、キャラの濃すぎる出演者を擁して、夕方の時間帯で異彩を放つ、人気番組誕生の秘密とは?

 番組がスタートする時に僕の中にあったのは、在宅率の高い主婦向けにしようってことくらいで、実はそれほど意図して過激なものにするつもりはなかったんですよ。

 ただ、キー局の全国ネットであれば、あらゆる視聴者を想定しなきゃいけないから、ある程度のヌルさも必要でしょうけど、僕らはもともと刺激に慣れてる東京の人だけを相手にすればよかった。だから、"夕方にやってる深夜ラジオ"みたいなイメージでやれば、面白いんじゃないかって意識は当初からどこかでありましたね。

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