「グルーポン」と「ホットペッパー」ホントに儲かるのはどっちだ?

──グルーポンが猛威を振るう中、従来のクーポンビジネスとはどこが違うのだろうか? 図解を用い、金の流れを見てみたい。

掲載のみはタダ……でも、高い割引が必要

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共同購入型クーポン

店舗によるクーポン販売サイトへの掲載は無料であり、クーポンの販売代金からサイト側が手数料を受け取るシステム。サイトの運営コストは雑誌など、広告掲載型に比べて安いが、「ユーザー=会員」を増やすための宣伝コストは大きい。店舗は広告費の負担がない分、定価の50%を下回るような割引を求められるが、従来のクーポンよりも確実な顧客の来店を見込むことが可能。しかし、大幅な割引に加えてサイトに支払う手数料を引かれるため、原価を割り込むリスクもある。また、クーポン購入者は「割引」を求めているだけであり、単純にクーポンを販売するだけでは、2回目以降、定価でリピーターを獲得するのは難しい。


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