カルチャー時評、始めます

今回泣く泣くレビュー対象外となった阿部和重氏の『ピストルズ

 今回は少し番外編的な内容にしよう。実は本誌で僕が編集者として預かった連載コーナーが始まったので、その背景と内部ルールの説明をしておこうと思ったのだ。

 ということで、本誌で、今月からカルチャー時評ページをプロデュースすることになった。サイゾー編集部と、僕が主宰するインディーズ・カルチャーマガジン「PLANETS」のコラボ企画になる。

 初回ということで、まだまだ手探りだが、ぜひ読んでいただきたい。体裁としては【今月の一本】【クロスレビュー】【コラム】の3パートに分かれている。【今月の一本】では、毎月1作品題材を選び、鼎談形式でレビューを行う。【クロスレビュー】は「ファミ通」(エンターブレイン)のそれを意識して、毎月、映画・マンガ・小説・音楽・ドラマ・アニメの各ジャンルのソフトを、文字通りクロスレビューするコーナー。今回は初回ということで全ジャンルを載せたが、小説/音楽、ドラマ/アニメは隔月で掲載される予定だ。【コラム】は毎月1~2本、ノンジャンルで時評的な内容を掲載する。

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