おとなのおもちゃにもっと光を! エムズが切り開いたエロの荒野

中田義実社長。

──かつて、通常の流通とは違うグレーな商売がまかり通っていたアダルトグッズ業界で、流通経路の多様化やイメージの刷新など、店舗の経営だけでなく、業界の構図を大きく変革し、利益を伸ばしてきたおとなのおもちゃの革命店「ms」。中田社長が起こしてきた、その改革の軌跡を聞いた。

 アダルトグッズショップは、「おとなのおもちゃ屋」と呼ばれ、接客態度に難があり、入店するのに勇気がいる、そんな後ろ暗いイメージが、いまだにあるかもしれない。

 そうした業界に商機を見いだし、快進撃を続けているのが、アダルトグッズを取り扱う小売チェーン「m’s(エムズ)」である。創業10年で、1都2県に8店舗を構える成長力を見せている。厳格な従業員教育と清廉なイメージカラーの設定、徹底した検品、相見積の導入など、従来のアダルトグッズショップにはなかった経営手法を用いて、成長を続けているというのだ。

 なぜエムズはそうした改革をなし得てきたのか。一般社会で常識とされる経営理念をアダルトグッズ業界に持ち込んでつかんだ「勝利の方程式」を、同社代表取締役の中田義実氏に聞いた。

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