すべては計算済みだった?小沢が掲げた自説"天皇論"と民主党支配への盤石ぶり

政治資金問題でも窮地に陥った小沢一郎。 

 天皇陛下と習近平・中国副主席との特例会見は、ゴリ押しした小沢一郎・民主党幹事長の"豪腕"ぶりを示すエピソードのひとつとして刻まれることになった。しかし、官邸の"政治勘のなさ"が露呈した出来事とも言えるだろう。

「中国に天皇の政治利用は"お家芸"。1992年の天皇訪中は、後に銭其琛・元副総理が回顧録で『天安門事件以来の西側の対中制裁を打破するために重要だった』と暴露している。17年前の出来事を見ても、今回の特例会見が、中国への相当な貸しになるのはわかりきったこと」(外交専門家)

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