菅直人、「愛人密会疑惑」に新たな証拠が!

──先の都知事選において、民主党は菅直人・代表(52)の統率力を失い、寄り合い所帯の脆弱な面を露呈させてしまった感がある。かつては厚生省の薬害エイズ疑惑について隠された情報の開示を果敢に指揮してきた菅氏であるが、現在はまるで自民党の代議士のように曖昧でキレのない印象を与える。
 それもこれも、昨年末「週刊文春」が報じた、戸野本優子さん(33)とのスキャンダルに対して、彼がきちんと弁明してこなかったことが原因ではないだろうか。
 サイゾーでは、あの「愛人密会疑惑」で、菅氏がついた嘘を覆すべく新たな証拠を入手した。そして、また愛人と報じられた戸野本優子さんの告白本『瓦解』にも、数多くの矛盾点を見出した。2人の密会報道以降を検証してみたい。


菅氏の公務日程表。例の98年11月6日午後5時には同党女性代議士・Kさんと打ち合わせをしている。スキャンダル報道後、外人記者クラブで開かれた記者会見では、Kさんは菅氏の広報としての役割を強調、戸野本さんなど最初から必要ないとでもいうような働きぶりだったそうだ(出席者談)。それなのに、なぜか同日深夜に菅氏は戸野本さんと一晩かけて打ち合わせをしていたようだが、この件は当初から日程表に記載されていない。また、同表によれば、9月19日午後9時、菅氏は三鷹の実母宅にいる。そこからもわかるように、表内には私事から公務までのすべてが記されているのだが、戸野本さんとの打ち合わせ時だけは、いつも唐突で、予定としては空白である。これが密会でなくて、何 ?
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