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未払い問題に加え、チケットがまったく売れず……早くも暗雲が立ち込める新生K-1の窮状

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――今年、韓国人実業家が新たなオーナーとなり、再生の道を歩き出した新生K-1がいよいよ10月14日に両国国技館で大会を開催する。新生K-1にとって初の日本大会となるが、チケットの前売り状況は大苦戦。早くも未払い問題も囁かれており、果たして本当に大会は行われるのだろうか?

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新生K-1のHPより。スペイン・マドリードの旗揚げ興行でも未払いが発生したということだが、日本興行は……。

 2年ほど前からK-1の財政難が表面化、選手へのファイトマネー未払いが続出し、ついに今年5月に運営会社だったFEGは東京地裁から破産手続開始の決定を受けた。FEGに代わってK-1を運営することになったのが韓国人オーナーのゲーム会社だ。「K-1グローバル ホールディングス」を設立、新生K-1として興行を再開したのだが、こちらもさっそく未払い問題を起こしている。

 問題となったのは、新生K-1の旗揚げ興行(5月27日=スペイン・マドリード)だ。大会に協力したヨーロッパの格闘技団体からファイトマネー未払いを暴露され、「K-1グローバル ホールディングス」が反論する事態となった。格闘技関係者は「大会を手伝うため、日本から複数のスタッフが出向いたのですが、こちらのギャラも未払いだそうです。結局、運営会社が変わっても体質は以前となんら変わっていない」


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