サイゾーpremium  > 特集  > ヤクザ排除、テレビ局のてなづけ........

──今年8月、突然の島田紳助引退会見で注目を集めたお笑い総合企業、吉本興業。当時は、ヤクザとの関係ばかりが取り沙汰された同社だが、その内実には大﨑洋社長の"吉本クリーン企業化作戦"による、さまざまな問題が潜んでいるようで……。同社社員らに聞く、吉本興業内タブーとは?

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果たして、企業拡大のために大﨑社長が狙う"クリーンな吉本"は実現できるのか?  "大﨑案件"とされる芸人たちに不満はないのか?(絵/我喜屋位瑳務)

 島田紳助の引退会見から、約2カ月がたとうとしている。各局で紳助が司会を務めていた番組の数々も、穴埋め作業が淡々と進んでいる。『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ)のように、番組レギュラー陣をスライドで司会に据えて乗り切る番組もあるが、特筆すべきは『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)だ。同番組は、紳助の引退が発表された直後に再収録のスケジュール調整に動き、総集編などの特別編成を挟むことなく翌週から放送することに成功している。この時、この緊急事態に司会を任されたのが、紳助と同じ吉本興業の芸人である今田耕司だった。

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