>   >   > テーマの割には意外と地味!? 「りぼん」...
連載
CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評第11回──【COMIC編】

テーマの割には意外と地味!? 「りぼん」の百合マンガ『ブルーフレンド』

+お気に入りに追加

──趣味の細分化が進み、ますます男女の垣根がなくなりつつある"マンガ"。いくら売れなくなってきているとはいえ、マンガ大国日本の底力は健在です! 何を読んだらいいかわからない? ならばまずはこれを読め!

2011年5月号 COMICクロスレビュー

■女子高生たちの『ドラゴンヘッド』

1105_rimit.jpg

『リミット』(4巻)
作/すえのぶけいこ
掲載/「別冊フレンド」(講談社)
価格/440円 発行日/3月11日
キャンプに向かうバスが事故に遭い、山の中で生き残ったクラスメイトの女子5人。もともとスクールカーストが定着していたクラスだったが、イジメのターゲットだった森重は生き残り、鎌を手にしていた。「刃向かう奴は容赦しない」という彼女に、ほかの4人はどう対抗するのか? ドラマ化もされた前作『ライフ』では女子同士の陰湿なイジメを描き、評価の高かった作者によるリアルサバイバルもの。

【ライター、編集者・高野評】
★★★★★★★☆☆☆
スピード感と心理描写に引き込まれる
日常が崩壊したあとの世界を、どのように生き抜くか。ヒリヒリするほどリアルになってしまったテーマのため、読みはじめがつらかったが、高濃度の書き込みによるスピード感、わかりやすい心理描写に、4巻ではいよいよミステリーの要素まで加わり、ぐいぐい引き込まれた。社会派といってしまえばそれまでだが、この作風、ある意味では山岸凉子などの系譜といえるのかもしれない。作者の目には、人間がどのように映っているのだろう。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミア

2018年6月号

オトナの写真学

オトナの写真学
    • 【アラーキー問題】の本質とは?
    • 【小原真史】私写真という怪物について
    • 【板倉由美】法的問題はどこにあるのか
    • 【黒瀬陽平】法に触れた芸術家は沈黙すべきでない
    • 【田中東子】フェミニズムとアラーキー
    • 進化する【LGBT】写真の美意識
    • インスタ炎上姫【水原希子】研究
    • 【水着グラビア】は性の商品化か?
    • アメリカ写真雑誌と【人種差別】
    • 奇妙すぎる【戦争写真】を発掘
    • サイゾー的【カメラ批評】
    • 写真が形作ってきた【偽史】
    • 報道写真をめぐる【加工】の境界線
    • 歴史を変えた【報道写真】の光と影
    • 【AI】進化でカメラマンが消滅する日
    • 世界を変える最先端【画像技術】
    • 【学問としての写真】最新潮流
    • 海外の【写真教育】事情
    • デジタル時代の【お焚き上げ】事情

忍野さら"暗室"グラビア

忍野さら
    • 【忍野さら】の危険な部分にレンズが迫る

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 【日向カリーナ】筑前煮が好きなんです。
    • 【優木まおみ】アイドルから教わる初心
    • 【原あや香】モグラ女子の謎の習慣
    • パラリンピック1964-2020
    • 【彩芽】とスキャンダル
    • 漫画村が開けた「ブロッキング」のヤバさ
    • 高須基仁の「全摘」
    • 異様な空気が高揚を促す【奇祭】
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【ミシェル・ンデゲオチェロ】丸刈り才女の面目躍如
    • 【森友文書改ざん】法務省が抱えた積年の恨み
    • 統合失調症や自閉症は【母親】のせい!?
    • 町山智浩/『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』正義のラケットで女生憎悪を打ち砕け!
    • 【フェイスブック】個人情報商用利用の問題点
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/燃える宇船
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【星野源】ドラえもんの歌詞の妙技
    • ガンズ・アンド・ローゼズTシャツをめぐる裏話
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 幽霊、性からの逃走に聖痕の闘争を。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』