サイゾーpremium  > 特集2  > 見栄えだけの"民主党うんざりマニフェスト...

──7月11日、参議院選挙が実施され、今後の政界の行く末がある程度見えてきた。他党同様、今回も民主党はマニフェストを掲げ選挙に臨んだが、しかし、鳩山前政権によって民主党のマニフェストは、「見栄えはいいけど実現される可能性は低い、選挙用のただのお題目」というイメージがついてしまった。そんな民主党マニフェストの腰抜けっぷりを、あの有名人はどう考えるのか? 子ども手当から高速道路無料化、そして、前首相を辞任に追いやった普天間基地問題まで、庶民の味方のあの方々に、いざ、突撃インタビュー!!

1008_kan_ill.jpg
(絵/都築潤)

 先月17日に発表された、民主党の「マニフェスト2010」(以下、10年版。その他の民主党マニフェストについても「X年版」と表記)。民主党のマニフェストは、2003年の第43回衆院選以降、国政選挙を迎えるつど発表されており、今回で通算6回目となる。政権交代後、初めて出されるマニフェストとあって注目を集めた10年版だが、同20日に開催された「政権実績・参院選公約検証大会」(新しい日本をつくる国民会議=21世紀臨調主催、民間シンクタンクなど8団体が参加)では、「抽象的・スローガン的な公約に後退した」などとこき下ろされてしまった。

 一方で、産経新聞社とFNNが10年版の発表直後に実施した合同世論調査によれば、菅直人首相の誕生によって57・3%までV字回復した内閣支持率は、54・3%と微減にとどまった。とはいえ、この調査結果のみをもって、10年版が国民の一定の支持を得た、と決めつけるのは早計だ。むしろ、支持率が維持されたのは、鳩山由紀夫内閣退陣(と小沢一郎幹事長辞任)への評価と、菅内閣への期待感を示したものと見る向きが強い。政治用語としては定着しつつあるマニフェストだが、有権者に政策本位の判断を促すための道具としては、まだまだ浸透したとは言い難いのではないだろうか。

 本記事執筆時点(6月末)で、今回の参院選の結果を正確に予測するのは難しい。しかし、今後の民主党の政権運営に注目が集まっているであろうことは想像に難くない。しかも、03年版から10年版までを見比べると、その内容はずいぶん様変わりしているのだ。そこで本誌では、過去の民主党マニフェストをチェックし、各政策がどのように修正あるいは追加され、ときに消えていったのかをまとめ、各界の有識者へのインタビューを交えて評価してみることにした。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年8月号

中韓エンタメ(禁)大全

中韓エンタメ(禁)大全
    • ブルース・リーからBTSまで【中韓エンタメ受容史】
    • 【中国ヒップホップ】の潜在能力
    • 【K-POP製作陣】が語る日本の課題
    • 【BTS】が成功して少女時代がコケた理由
    • 芸能界革命【中国アイドル】ブーム
    • 乃木坂より良い!?【Cアイドル】6選
    • 国家も支援する中国の【食動画】とは?
    • この【食動画】が見たい!セレクション
    • 【中国ファッション界】急成長とリスク
    • 【中国アート】市場の成熟度
    • 【菊地成孔】フロイディズムが息づく物語
    • 【笛木優子】韓国で女優を志すきっかけ
    • 【韓流ぴあ編集長】恥部も暗部も映像化する底力
    • 【片山慎三】今の韓国映画の原型!?60年前のサスペンス
    • 【キム・ソンフン】隠蔽された民主化の歴史を追う
    • 社会問題化する【韓国ネット民】の闇
    • 今も根強い韓国国内の【地域差別】
    • Jリーグも完敗の【中国サッカー】
    • 【朝鮮族】をつなぐサッカー文化
    • 【カンフー映画】の盛衰と進化の旅
    • 極東【バイオレンス】映画祭
    • 急速に広がる【中国SF】の世界
    • 【中国映画】1兆円市場・真の良作
    • 【2.5次元ミュージカル】13億人が熱視線

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー
    • 【ジェナ】韓国の美モデル参上

NEWS SOURCE

    • レアル移籍の【久保建英】を狙う魑魅魍魎
    • 浜崎あゆみの二番煎じ!?【安斉かれん】て誰?
    • 【参院選】裏の見どころは「不正操作」?

インタビュー

    • 【井桁弘恵】令和初の仮面ライダー美少女
    • 【ゴジゲン】ずっと終わらない永遠の放課後
    • 【FNCY】ヒップホップのニュー・クラシック

連載

    • 【小倉優香】韓国の友達が多いんです。
    • 【日向カリーナ】ブラジル系モデルの古風な一面
    • 愛しさと、切なさと、【熊田曜子と】
    • スマホとSNS以降の【ネットの未来】
    • 【安藤寿康】人間は"教育"によって生かされている(前)
    • 高須基仁/【反社】との交際くらいで騒ぐな!
    • 己の殻を破る【ギャル】が祭に集う
    • 中国【ファッションアプリ】の裏事情
    • 【Lil Nas X】栄光と挫折と突然の告白
    • 町山智浩/【トム・オブ・フィンランド】ゲイ・カルチャーの革命家
    • 医師と大手メディアと【製薬会社】の利益相反
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/闇営業物語
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/『ホットギミック』"鈍い女"がモテる理由
    • LAのDJが懐古する【90年代のクラブシーン】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 【都市計画】のスペシャリストがビールで街を盛り上げる!
    • 幽霊、殺されても咎人となるニート。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』