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虚飾に満ちた「創価学会名誉会長」と「政教分離の原則」

矢野絢也・元公明党委員長が告発 "内弁慶"池田大作による党支配の闇

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 昨年の衆院選惨敗ショックが今もさめやらぬ公明党および創価学会。今夏の参院選に向け、民主党との連携を模索するのか、はたまた自民党との関係を維持するのかに注目が集まるが、そもそも学会や、それを率いる池田大作氏の実像とは、「政教一致」の実態とはどんなものなのか──?かつての公明党の顔であり、学会の暗部を知り尽くす元同党委員長・矢野絢也氏に聞いた。

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矢野絢也氏(写真/田附愛美)

 矢野絢也氏といえば、1986年まで約20年にわたり公明党書記長を務め、その後、同党委員長にも就任。長く党の顔として政界で活躍してきた"ミスター公明党"ともいうべき人物だ。その矢野氏が、支持母体である創価学会(以下、学会)から執拗な攻撃を受け、50年以上活動を続けてきた学会を退会したのは08年のこと。直接的な原因は05年、矢野氏が約40年にわたる政治活動の詳細や学会の重要事件の裏表を記録した100冊に及ぶ手帖が、元公明党議員3人により持ち去られる事件が発生(黒い手帖事件)したためだった。矢野氏は、手帖の返還や賠償金の支払いを求めて元議員らを提訴。一審で主張を退けられたものの、昨年3月の控訴審で相手側に300万円の支払いと手帖の返還を命じる逆転判決が下された。最高裁でも上告が棄却され、矢野氏の勝訴が確定。手帖は昨年10月、4年ぶりに主の元へ戻った。

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