スポーツ中継を殺す「放送の独占」と「過剰演出」(後編)
関連タグ : 200907 | メディア | 野球
スポーツ中継は素材が勝負 安い演出なんかいらない
──個人的には、日本代表戦の中継に、過剰な演出はいらないと思うんですがいかがでしょう?

正統的なサッカー解説ではないが、
「面白い」「笑える」と各方面から人気。
倉敷 結局、スポーツ中継は素材が勝負なんですよ。代表チームが弱ければ、誰も見なくなるでしょう。でも、民放の中継は、素材に過剰な演出を施してしまって、本来の姿を見えなくしてしまっている。選手が足をつっていても「大丈夫です、彼ならやってくれますよ!」なんて実況アナが言ってしまうと、見てる人は「そうなのか」と思ってしまう。視聴者が考えるヒマもなく、テレビが勝手に結論まで言ってしまう。
──たとえば、まったく見たことのない外国人選手であれば、どの国のどのクラブに所属していて、といった基礎的な情報は必要だとは思いますが、「アフリカの○○」「中東の○○」みたいにおかしなキャッチフレーズをつけたりするのは、どうなんでしょう。
スポーツ中継を殺す「放送の独占」と「過剰演出」(前編)
関連タグ : 200907 | メディア | 野球
五輪競技、サッカー、野球......これらのスポーツ中継は、もはや躁病的な"お祭り状態"と化している。あまりにうるさすぎて「ミュートで映像だけ」という視聴者も多い。そこで、実況アナとして評価が高い倉敷保雄氏に、スポーツをめぐるテレビ事情を伺った。

の倉敷氏
──競技と関係のないタレントが起用されたり、選手に安っぽいキャッチフレーズをつけたりと、スポーツ中継・スポーツ番組のバラエティ化が加速していますね。
倉敷 まず、問題点として挙げられるのは、テレビ局が自社制作をする形ではなくなっている点ですね。大きなお金が発生すると、それを制作会社に投げ、その制作会社がまた下に落とす。最終的には予算がギリギリになり、たいしたものを作れなくなる。上にお伺いを立てれば、スポンサーの縛りが厳しく、自由な番組作りができなくなる。そうなると、てっとり早く低予算で作るために、「装飾品のようなタレント」や「飾り言葉」で取り繕うことになりますよね。
W杯出場決定も盛り上がりはイマイチ メディアも見放したサッカー代表の"今後"
関連タグ : 200907 | NEWS SOURCE | サッカー
2010年6月から約1カ月間に渡り、南アフリカで開催される予定の第19回FIFAサッカーワールドカップのこと。南アフリカでの殺人事件の発生率は、日本の35倍という話まであり、治安の悪さと国内情勢の悪化から、ワールドカップ開催への不安視がいまだに根強くある。
──今月初旬にアジア予選を突破し、いよいよ来年の南アフリカW杯に向け舵を切った日本代表。岡田監督は「ベスト4が目標」と大見得を切ったが、実現可能なのか? そもそもW杯は盛り上がるのか? 日本代表を精力的に取材するスポーツ紙記者(A)、サッカー専門誌記者(B)に若手ライター(C)を加え、緊急座談会を行った。
A 結果としては余裕の予選通過だったね。難しい試合もあったけれど、「よくやった」と言えるんじゃない?
B グループリーグの対戦国に恵まれただけ、という見方も(笑)。オーストラリアは別格として、ウズベキスタン、バーレーン、カタールの3カ国は、もうひとつのグループ(韓国、イラン、サウジアラビア、北朝鮮、UAE)に入っていたら間違いなく最下位候補。2強3弱ともいえる最終予選ですから、突破して当然ですよ。
C そもそも、4・5枠(5位がオセアニア1位とプレーオフ)というアジアの出場枠そのものが、世界的にも疑問が持たれていますね。いずれにしても、98年フランスW杯時の予選みたいな「出場が目標」という時期は過ぎました。予選が厳しい戦いになっても、当時ほど盛り上がれないというのが、今の日本サッカーを取り巻く現状です。
虐待される子どもたちを救え! 施設育ちの元ボクサーの闘い
関連タグ : 200905 | side-B | ボクシング

シングを楽しんでいる。
──2007年、一人のボクサーが15年の現役生活に別れを告げた。世界タイトルマッチに4回挑戦し、いずれも敗れたものの、幾多の名勝負を演じてきた坂本博之である。現在、坂本は角海老宝石ジムのトレーナーとして活動するその一方で、児童虐待などが目立っている子どもたちを取り巻く状況に対し危機感を抱いているという。彼自身の幼少時代の体験やプロボクサーとして培ってきた「熱」を伝えるために、全国の児童擁護施設を訪問している坂本の姿を追った。
「誰だって愛されたいんだよ」
38歳の元ボクサーが、やるせなさの滲んだ声で言う。
「だけど親に虐待された子が、捨てられた子が、自分は愛されているなんてどうしたら思える? 恐怖を味わわされた子が大人を信じることができると思う? ......無理だよ。だからこそ、俺はどうしても伝えてやりたいんだ。君たちを傷つける大人ばかりじゃないってことを」
坂本博之。戦績は、47戦39勝7敗1分29KO。ハードなパンチで、"平成のKOキング"と呼ばれ、広く深く、愛され続けた元東洋太平洋及び日本ライト級チャンピオンだ。
私怨でチーム編成か!? 原ジャパンの歪んだ内情
関連タグ : 200904 | NEWS SOURCE | WBC | 原辰徳
今月23日の決勝戦へ向けて、各国の代表が熱戦を繰り広げているワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)。原ジャパンについては、現在のマスコミ報道で騒がれている通りだが、2月下旬の代表メンバー選考のあたりから「よくも悪くも巨人のチーム」と、関係者からの声が漏れている。
「その最たる例が人選。アストロズ・松井稼頭央やレッドソックス・岡島秀樹を招集しなかったことでもわかるように、巨人を蹴った人間には声すらかけなかった」(全国紙運動部記者)
不良祭THE OUTSIDERに本誌編集者が再び登場!?
関連タグ : 200902 | NEWS SOURCE | THE OUTSIDER

不良の格闘技大会「THE OUTSIDER第4戦」が先月20日、東京のディファ有明で開催され、腕に覚えのある猛者たちが、全国から大集結した。
選手の凶暴性と、何が起こるかわからないハプニング性で毎回話題を呼ぶ同大会だが、今回もまた、満員札止めの観衆が見守る中、刺青だらけのコワモテどもがバチバチの殴り合い&ボキボキの落とし合いを繰り広げた。血の気の多い会場ならではのトラブルも続出。ガンの飛ばし合いでヒートアップした選手が試合前に暴行事件を起こしたり、観客や応援団がリングに乱入したり、KOされた選手が失神して救急車が出動したりと、旗揚げイヤーのラストを締めくくる大会にふさわしい物騒な盛り上がりを見せた。
柔道・石井慧選手のプロ転向で見えた魑魅魍魎たちの豪腕ぶりを暴く!
関連タグ : 200901 | NEWS SOURCE | 石井慧
北京五輪以降、奇抜な言動でマスコミの格好のネタとなった柔道金メダリストの石井慧選手が11月3日、総合格闘技へ転身することを発表した。
いしい・さとし。1986年12月19日大阪府生まれ。格闘家。柔道選手として、数多くの国内・国際大会で優勝し、先の北京五輪柔道男子100キロ超級の日本代表として出場。見事金メダルを獲得した。
その名言が「石井語録」などと常に注目を集める一方、転身発表後のスポーツ紙では『所属は秋山成勲の個人事務所か?』『DREAMとの契約金は5億円』などとビッグマウスに似つかわしい大物ぶりが報じられたが......その舞台裏を事情通が解説する。
「彼自身は本気で秋山の事務所への所属を考えていたようですが、結局、個人事務所を設立したことで秋山との"タッグ"はなくなりました。なんでも石井の両親が、秋山と組ませることに猛反発したそうなんです」
不良の祭り THE OUTSIDER 本誌編集部員が参戦!?
関連タグ : THE OUTSIDER | ケンカ | サイゾー編集部 | ヤクザ | 不良 | 前田日明 | 土橋政春 | 東京ディファ有明

サイゾー賞贈呈の一幕。左から、本誌編集部員K、
土橋政春選手、前田氏。
先月19日、格闘技ファンの間ではもはやおなじみとなった、元ヤクザ、現役不良、街のケンカ自慢たちが勢揃いし、互いの拳を思いきりぶつけ合う、不良の祭典「THE OUTSIDER 第参戦」が、東京のディファ有明で開催された。
3月の第壱戦、7月の第弐戦と同様、今回も大盛況に終わった同大会。全24試合中、19試合がKO・1本決着という壮絶な試合が繰り広げられた。
「旗揚げ当初の荒々しさはそのままに、出場選手のレベルが回を重ねるごとに全体的にアップしていますよね。間違いなく、今一番面白い格闘技イベントですよ」と、観客も興奮も隠さない。
ヒマ人? 先端人? お笑いコンビがポッドキャストをひねもす収録中!
関連タグ : 200810 | GPS | カルチャー | トム&ハンクス

右がボケの岩田、左がツッコミの上田
小学校からの同級生2人が、お笑いコンビを組んで上京し一軒家にて共同生活。なんとも味わい深いイイ話を持つ、上田啓太と岩田一矢によるコンビ「トム&ハンクス」。彼らのライフワークともなっているのが、06年、コンビ結成と同時に始めたポッドキャストだ。当初は週3回更新だったが、いつまにか週5回更新に。身も蓋もない言い方をすれば、売れない芸人がヒマを持て余しているだけ? という疑念が拭えないが......。
「元々、大阪でインディーズ芸人をやっていて、最初は舞台に立てる数も少ないですから、ポッドキャストでトークを磨こうなんて企みもありました」(上田)
「今年の7月に上京したんですが、それを機に、更新回数も増やしました。東京に知り合いもほとんどいないからヒマなんです......」(岩田)
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