社会

創価学会名誉会長の体は"死のデパート"?

幸福の科学がついに出版した池田大作守護霊の霊言本の中身

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 なにかと本誌でも話題にさせていただいている宗教法人・幸福の科学。その幸福の科学といえば、大川隆法総裁による霊言とそのシリーズ本でおなじみだが、新著『宗教イノベーションの時代』(幸福の科学出版)では、なんと創価学会・池田大作名誉会長の守護霊を降霊、学会の根幹を揺るがす衝撃の告白を引き出したという。この"スクープ"に対し、早速本誌は幸福の科学本部に乗り込み、守護霊に質問を投げかけたという同広報局長・里村英一氏に真意を直撃した──。

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インタビューにこたえてくれた里村氏と池
田氏の守護霊が語った『宗教イノベーショ
ンの時代』

──いつもありがとうございます! これまで大川総裁による宗教家の霊言の対象としては、日蓮からイエス・キリスト、(人間ではない)天照大神、そしてミカエルまで多岐に渡っておりましたが、今回は国内屈指の宗教団体の、しかも生存しているトップの守護霊を呼び出しました。まず、同書出版の目的はなんでしょうか?

里村(以下、) 日本には教団が数多くあるわけですが、何がどう違うのかを探究して発信する試みを、実は宗教界の側がこれまでしてこなかったんです。そこで、創価学会だけではなく、立正佼成会、真如苑などのなくなられた教祖の霊や現在のトップにあたる方に直接お聞きし、宗教的真理とは何か、その情報を社会へ提供したということです。

──なぜ提供するのでしょうか?

 宗教というとどうしても、怖い、怪しいと、世間から認識されてしまいがちですが、私は一種の食わず嫌いだと思っているんです。ナマコだって食べたらおいしかったりしますよね? 

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iPhoneなんて、もういらない?

Android搭載で世界制覇!? ケータイ各社の思惑と策略

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 日本にもスマートフォン時代が到来。夏と冬の恒例行事となった携帯電話の新製品発表会。2010年の冬モデルは、KDDI(au)が先陣を切る形で、10月18日に4機種のスマートフォンを発表した。続くソフトバンクからは11月4日に6機種、同8日にNTTドコモからは7機種のスマートフォンが発表され、すでに発売中のものも合わせると、スマートフォンだけで、各社合計20機種あまりとなった。

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auの公式サイトより。Android搭載のIS03にも注目が集まっている。

 発表会においてKDDIの田中孝司専務が「auはスマートフォンに出遅れた。これから巻き返しが始まる」と語れば、ソフトバンクの孫正義社長は「いよいよスマートフォン全盛の時代が来た。これからソフトバンクの時代になる」とアピールするなど、各社がスマートフォンを中心へと据える「時代の転換点」であることを強く感じさせる。そして、この流れは従来のキャリア主導の垂直統合型といわれていた日本の携帯電話業界の地図が大きく書き換え、日本メーカーが世界へと躍進する契機となるかもしれない。

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大人気のカメラマンが裏技を伝授!?

渡部陽一が裏アイテムを公開! 戦場カメラマンの"定め"とは?

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 あの戦場カメラマン・渡部陽一氏が、サイゾーとAPF通信社の共同企画として都内専門学校で開催した「禁断の戦場ジャーナリスト養成講座」に登場、テレビでは語りきれない戦場取材の具体的なノウハウを明かしてくれた。ここでは、ゲスト受講生に芸人のマキタスポーツ氏を迎え、大いに盛り上がった講義の一部を公開。講義の前半は、9月にもアフガニスタンに取材に行ったばかりという渡部氏の戦地報告が行われ、後半は取材に必要なアイテムや心構えなどについて話が及んだ──。

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いつもの通り、身振り手振りを交えて熱弁する渡部さ
ん。マキタスポーツさんも圧倒されまくりだった。右下
の写真が「渡部陽一の戦場取材用裏アイテム」。左か
ら、スキットル、香水、スクリーンプレイ。(写真/名和
真紀子)

サイゾー(以下、) では、戦場取材に行くための準備について聞かせてください。まずは、おなじみの服装も取材を重視した格好ですよね?

渡部(以下、) はい、僕はいつもこの格好なんです。まずはポケットがたくさんついているカメラマンベスト。細かい持ち物はすべてポケットに収納して、どんなときでも両手をあけて、不測の事態に対応しているんです。小さなカメラ、バッテリー、フィルム、ノート、ペン......どれをどのポケットに入れるかすべて決まっていて、真っ暗な中でもバッテリーやフィルム交換をできるように訓練しています。

 ベレー帽は、どんな理由ですか?

 これは13〜14年前に妹からもらったもので、この帽子をかぶっていくと取材が成功する可能性が高いんです。

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日本の高級車が無傷で狙われる──。

レアアース輸出規制より怖い中国産犯罪製品の大量流入

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 尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件を契機にこじれ始めた日中関係。中国はレアアースの輸出を停止するなど、貿易面でも日本への圧力を強める姿勢を見せた。一方で、"招かれざる品"が中国から日本へ大量に流入し、多くの被害をもたらしているのをご存じだろうか? 不正にエンジンを始動させることを防ぐ電子キーによる自動車盗難防止システム"イモビライザー"を解除する「イモビカッター」なる装置だ。

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イモビカッター(左)と電波信号をコピーする製品。

 この装置が日本国内で流通していることが確認されたのは今年3月。愛知県警により逮捕された自動車窃盗団のメンバーからイモビカッターが押収され、さらに同じく愛知県警が7月、同装置を中国から輸入し、国内のネットオークションで販売していた男を逮捕。大手新聞などの記事によると、愛知県内でイモビカッターを用いて盗まれた国産車は、数十台に及ぶとみられているが、「明確な件数は把握していないが、イモビライザーが搭載されているにもかかわらず、窃盗の被害に遭うケースは着実に増えている」(愛知県警関係者)という。


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変貌する組織の裏側と知られざる苦悩

暴力団を襲う"三重苦"とは? 元・極妻が語る現代 ヤクザ考

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手のひら返しで暴力団排除に乗り出した相撲協会。
右下が、石原さんの『姐さん「任侠」記』

 野球賭博問題などで、角界との関係が露呈した暴力団への社会の目は厳しさを増す一方だ。ある組の幹部は、「自腹で格闘技イベントに行こうとしたら、顔見知りの興行主から『テレビに映っちゃうと視聴者に誤解されるから』と、やんわり断わられた。まるで社会全体から締め出されている感じだ」と嘆息する。

 そんな中、「暴力団が社会を成り立たせていた一面もあるんですけどね」と語るのは、元暴力団組長の妻・石原まい子さん。23歳で極道と結婚。2年がかりで背中全面に羽衣天女の刺青を入れ、大勢の組員たちから「姐さん」と呼ばれる日々を送る一方、その過酷な生活から一時はアル中や自殺未遂のどん底に。現在は夫とも離婚し、介護福祉士、カウンセラーとしての生活を送る。9月には極妻人生を綴った『姐さん「任侠」記』(宝島社)を上梓した。

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牙を剥いた反小沢の権力掌握

暴走し始めた仙谷由人内閣 民主党"裏の党首"の権謀術数

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『民主党派閥抗争史』

 小沢一郎を破り発足した第二次菅内閣。組閣後は高い支持率に支えられていたが、直後に直面した為替介入や尖閣諸島問題では、その判断を批判する向きも少なくなかった。だが、同内閣が内包する、それ以上に大きい問題は、「ある人物」の影響力が異常に増していることだという。その人物とは、小沢氏とは"犬猿の仲"として知られる仙谷由人官房長官。"反小沢"を錦の御旗に、権力を掌握し始めた仙谷氏に危険はないのか? 全国紙政治部デスク(A)、民放政治部記者(B)、全国紙社会部記者(C)が、民主党の"裏の顔"を語る──。

A 9月の民主党代表選で圧勝した菅直人政権が、またまた迷走を始めたね。尖閣諸島周辺の漁船衝突事件が運の尽き。逮捕した中国人船長を起訴しようとした検察当局に官邸が圧力をかけて無理やり釈放させた、と与野党双方から反発の声が上がってしまった。

B ちょうど菅首相も前原誠司外務大臣も訪米中で、日本に不在時の出来事。官邸の主、仙谷由人官房長官が柳田稔法務大臣の頭越しに検察に圧力をかけたといわれています。

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捜査機関の内ゲバが検察崩壊を招く

尖閣問題のスケープゴート!? 大阪地検FD改ざん事件の真相

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 大阪地検特捜部主任検事によるフロッピーディスク(FD)改ざん事件は、発覚からわずか10日で「特捜部長逮捕」という未曾有の事態に発展した。菅直人内閣は「検事総長の進退問題になる」(官房長官周辺)と言いだしており、いよいよ「検察崩壊」の序曲は始まったようだ。

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『日本人が行けない「日本領土」』

 だが、一連の動きをつぶさにウオッチしていると、足元に迫る火の粉を振り払おうと余念のない検察上層部の思惑がちらつくのだ。独自の情報を元に、事件を振り返ってみよう。

 事件の口火を切ったのは、9月21日付の朝日新聞朝刊。1面トップに「押収資料改ざんか」の大見出しで特ダネを放ったのは、同紙の板橋洋佳記者だ。彼を知る新聞関係者が語る。

「今回、朝日新聞がFD改ざん事件をスクープできた経緯はさまざま論じられて、中でも週刊誌が報じた『特捜部から飛ばされたイケメン検事や美人女性検事たちによる内部告発』との話が喧伝され、あたかもその"反乱"に板橋記者が便乗したかのような印象を与えてきた。しかし、事実は違う。例の郵便制度悪用事件で、厚生労働省の村木厚子元局長に無罪判決が言い渡される公算が高まったのに、犯人視報道を続けてきた新聞・テレビがほおかむりする中、大手メディアの中では板橋記者だけが判決前の村木インタビューに成功している。村木さんは、板橋記者の真摯な態度に心を打たれたらしい。そこで、フロッピーが改ざんされている事実を彼に伝えたようだ」

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アフガニスタン拘束事件の常岡浩介氏が語る

アフガンやイラクで拉致されても戦場に行く男の論理とは?

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(長井健司さんの写真を前に。撮影/岸野亮哉)

【鼎談参加者】
(右から)郡山総一郎/1971 年生まれ。01年から写真取材を開始。 02年「イスラエルの現実」と題した写真でよみうり写真大賞奨励賞を受賞。04年4月、イラクで武装勢力に9日間拘束される。
常岡浩介/1969年生まれ。長崎放送報道部記者から、98年にフリージャーナリストに。アフガニスタン、エチオピア、チェチェン、イラクなどの戦場で取材を続け、通信社や新聞、雑誌などに寄稿。
山路徹/ 1961年生まれ。TBSテレビ、テレビ朝日系プロダクションを経て、92年に独立。日本初の紛争専門ニュースプロダクション「APF通信社」を設立。


 2007年9月27日、ミャンマーのヤンゴンで、軍事政権に対する反政府デモを取材中に銃撃され亡くなったジャーナリスト・長井健司氏。その命日に、追悼イベントの一環として、長井氏が所属したAPF通信社主催のトークライブが行われた。司会は同社代表の山路徹氏。ゲストは、アフガニスタンで武装勢力に拉致・拘束され、9月4日に解放されたばかりのフリージャーナリストの常岡浩介氏と、04年4月、イラクで武装勢力に日本人2名と共に誘拐されたフォトジャーナリストの郡山総一郎氏。戦場や紛争地帯の取材経験が豊富な3人が、拘束事件の裏側、命がけで行う報道の使命について語り合った。

山路(以下、) 常岡さん、帰国後、少しは落ち着かれたんですか?

常岡(以下、) まだ数件、中小のメディアからのインタビュー依頼とかありますけど、10月にはガラガラになるんじゃないかと(笑)。

 ちょっと気になる噂を聞きました。常岡さんは帰国後、いろんなテレビに出て、現地や事件の実情を話してくれるもんだと思っていましたが、それがほとんどなかった。その裏には、外務省から記者クラブ加盟社に、常岡さんへの取材自粛を暗に働きかけるような通達があったというものです。

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異業種が参入する葬儀ビジネスの問題点

お布施の定額化に大反発! イオンvs仏教界の戦いの裏

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「お坊さん.jp」の公式HPより。

 お寺や葬儀会社の"専売特許"とされてきた葬儀ビジネスに変化の兆しが表れている。ウェブサイト「お坊さん.jp」を運営する企業「プロ」(名古屋市)では、同社に登録する全国160人以上の僧侶をインターネットで紹介するサービスを昨年3月から開始。流通大手のイオンも昨年9月から葬儀ビジネスに参入し、あくまで目安といいながらも、「お布施」に定額制を導入するなど価格の透明化を打ち出し、コールセンターが24時間365日、"客"からの問い合わせに対応する体制を取っている。

 両者に共通するのが透明な料金体系。費用をプラン分けし、祭壇設営費や納骨容器などの一般には馴染みの薄い葬儀価格をシステム化している。

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六本木ヒルズが値下げを断行!

グリーもグーグルもSCEもあのIT企業本社移転の真相

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 このところ、IT企業の本社移転が相次いでいる。

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グリーの公式HPより。
携帯ゲームのイメージがありますが、元々はSNSサイトです。

 人気SNSサイト「GREE」を運営するグリーは、7月に本社を六本木ヒルズ(以下、ヒルズ)に移した。移転前は、同じ六本木とはいえ、首都高速脇の雑居ビルで、同社への訪問者も「いまをときめくグリーが、こんなところに」と、イメージとの違いに戸惑うこともあったという。この移転についてグリーは「事業拡大と人員増に対応した」とするが、同社関係者は「IT企業としてのイメージ戦略も多分にありますよ」と指摘する。

「SNS人気で業績が右肩上がりとはいえ、やはり"ベンチャー企業"ということで苦労することは何かと多い。とりわけ新卒採用では、優秀な学生を、福利厚生で勝る老舗メーカーなどに横取りされるケースは珍しくない。本社がヒルズにあるだけで、『あのヒルズで働けるなら』と、その気になる学生は結構いるもの。いいまき餌になってますよ(笑)」(同)

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『激変するITビジネスとカルチャーの深層を鋭く抉る!』


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