サイゾーpremium  > 特集3  > 【塩野瑛久】MEN IN BLACK
第3特集
今年で俳優デビュー10周年!

MEN IN BLACK 塩野瑛久、闇をまとう

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――今年で俳優デビュー10周年。芝居を通してさまざまな役に挑戦してきた塩野瑛久が描く、新たな顔。

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(写真/永峰拓也)

テレビドラマって今、いろいろ変化してきたころにあると思うんです。韓国のドラマは、英語で演技をしてハリウッドで作っているわけではなくて、自国で作った作品が素晴らしくてそれを世界配信向けのプラットフォームで配信したところ、今では全世界から受け入れられてる。それが日本でももっと活発になったらと思ってますし、そういう作品に参加したい」

そう語ったのは、俳優の塩野瑛久。整った顔立ちからクールな印象を持たれがちだが、その内面には熱い想いが渦巻いている。

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(写真/永峰拓也)

これまで『獣電戦隊キョウリュウジャー』(テレビ朝日系)のキョウリュウグリーン、『来世ではちゃんとします』シリーズ(テレビ東京系)のAくん、映画『HiGH&LOW THE WORST』の小田島有剣など、さまざまな役を経験してきた。2012年7月期の『GTO』(フジテレビ系)で俳優デビューを果たして、まもなく10年。昨年はLDHに所属事務所を移籍するという転機もあったが、それも自ら連絡して交渉したという。これまで共演したLDHの面々が「みんなすごく腰が低くて、気持ちのいい人たちばっかり」だったことなどが大きかったというが、もうひとつ挙げた理由からは、彼の内面の熱さだけでなく、「下の世代の人たちが主導権をもうちょっと、握ってもいいんじゃないか」という日本のエンタメ業界に対する意欲も伝わってくる。

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