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インタビュー
R-指定とDJ松永はどこへ向かう

【Creepy Nuts】フリースタイルモンスターが予言するヒップ・ホップブームの終了とその後の自分たち

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――新世代ヒップホップユニットとして目下注目を集めているCreepy Nutsが満を持して2人で登場。

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(写真/西田周平)

 昨年のヒップホップブームの渦中で、MCバトル番組『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日)での、放送禁止用語満載、コンプラ上等の高速ラップで数々の挑戦者を再起不能にしてきたMC・R-指定。

 そのえげつないバトルスタイルに反して、盟友DJ松永とのユニットCreepy Nutsでは、自分たちの“童貞”や“中二病”的な側面を打ち出すなど、マッチョでタフなヒップホップの世界観からは距離を置いたスタンスを見せてきた。それはともすると、ダサいの一言で見放されてしまいそうだが……。

「昨今の“ダンジョンブーム”もあってか、俺らはシーンの中心にいると思われる事が多いんですが、それは違くて。生い立ちやスタイルもマッチョなタイプでは無いし、サウンドも現行のはやりとはかけ離れてますからね」(DJ松永)

「でも『じゃあサブカルなんや?』みたいな感じでくくられることも多くなってきて、それに対しても、違うって。どこに対しても中心じゃない、どこでもない立ち位置がありのままの自分で、世間の端っこが自分の中心でもあるし、みたいな内容ではあるかな」(R-指定)

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